閣議決定とは?その効力はどれくらい?

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集団的自衛権の行使が、閣議決定で認められました。

連日ニュースで、色々な問題点や
各地の抗議デモなどが取り上げられています。

私は、

「日本でもデモが起こるんだな〜。」

なんて、少し他人事の気持ちで見ていました。

ですが・・・

2014年6月29日。

勤務先の最寄り駅である新宿駅で
集団的自衛権に反対する男性が焼身自殺を図る
という事件も起こりました。

この事件はテロではなかったようですが、
今後も、このような事が起こる可能性を否定出来ないと
ニュースで見てしまい、少し恐怖しています。。。

転職は出来ないし・・・

このような事件が起きてしまった集団的自衛権。

それを進めている「閣議決定」とは何なのか?
国会での審議とは、どのように違うのか?

「日本国民としては知っておかなければ!」

と思い、調べて、簡単にまとめてみました。

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閣議決定とは?

アメリカの大統領などと違って、
日本の総理大臣には最終決定権がありません。

その変わりに行われているのが「閣議」。

「閣議」とは、内閣総理大臣が議長となって主催している会議の事。

テレビのニュースなんかで見た事はありませんか?

↓ こんな絵です ↓

この閣議で議論され、参加者全員の賛成が取り付けられ、
閣議決定となります。

この閣議には、3つの種類があります。

「定例閣議」

毎週2回、火曜日と金曜日に内閣で開催されています。

審議される内容は、
日本の経済戦略や社会保障問題、税金の問題など。

一日を争うような事ではない内容を審議します。

「臨時閣議」

その名の通り、臨時で行われる閣議の事。

各閣僚を緊急で呼び出し、執り行われます。

今回の集団的自衛権や、北朝鮮のミサイル発射に対しての対策など。

緊急で一日を争う問題が焦点となり、話し合われます。

「持ち回り閣議」

閣議の開催をしないで、首相から各閣僚に賛否を求めた閣議書を回して
署名を取り付けるだけ。

最近で言うと、薬のネット販売の許可や、
南スーダンで展開している韓国軍に対しての弾薬提供など。

わざわざ閣僚を招集してまで話し合う必要が無い
と判断された内容との事。

事前に、電話やテレビ会議なんかで話しているんでしょうけど・・・。

この閣議、意思決定は二つの段階。形式上だけど。。

「閣議決定」

内閣全体としての意思決定。

全大臣が合意したとしての決定ですので、
政府全体で合意したという事。

「閣議了解」

内閣全てで合意したという事には変わりありませんが、
全ての大臣の合意を得られたというわけではない場合。

若干、弱いイメージですね。

今回の集団的自衛権は、「閣議決定」。

内閣全員の意見一致、絶対的に必要な事だと
認められたというわけです。

法案は国会で可決が必要じゃないの?

「どのような法案だとしても、
国会で可決されないと法律にはならないはず。」

「ではなぜ、首相独断での閣議で決定されたものが
大きな問題となるのか?」

「最終的には、国会で反対多数、否決したら良いんじゃないのか?

これは私が思った疑問です。

確かに、国会で可決されないと
法律にはなりません。

ですが、閣議に挙げられる前に、
「与党事前審査」で審査され、政調会長に承認を受けたものが
議題として上がります。

閣議に挙げられているものは
既に与党で調整済み

という事は、ほぼ確実に国会は通過してしまうという事。

今回の、集団的自衛権は、公明党が、反対とは言わないまでも、
議論が必要と言い続けていました。

自民党はこれに対し、曖昧な表現に変更して調整。
最終的には公明党も、「自民党が妥協してきた」として、
受け入れています。

公明党も含めた与党が賛成しているという事は、
すでに国会審議を通過したも同然という事。

閣議には重大な欠点も!

閣議には実は、重要な事を決定するのには適さない
致命的な重大な欠点があります。

閣議の参加者は各大臣。

この大臣たちは、だれがどうやって決定したか?

内閣総理大臣が指名していますよね。

各々の分野で、ある程度の知識はあるとは言っても
専門家ではありません。

議論する法案も様々な内容。

今回の集団的自衛権に関しても。
どの大臣も専門家ではありません。

完全に理解している人が閣議に参加しているわけではないんです。

その、内閣総理大臣に指名された、
専門家ではない人たちが、閣議で審議するという。

そんな危うさが隠れています。

このように、閣議とは非常に強い力を持っている、
実は内閣総理大臣には非常に強い力があるという事ですね。

安倍首相は、閣議を多用し、
非常に強いリーダーシップを発揮しています。

今まで、
「日本の首相は決定権が無い、指導力が無い」
と言われていましたが、閣議を使ってシュートを決めている安部首相。

今後はどのように動くのかは分かりませんが、
自分の身を守る為にも、私たち一人一人、
意見をもって多少なりとも政治に関与したいものですね。

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