今、富士山が危険!過去の噴火から見る影響や範囲とは?

世界遺産

日本の山。
その代表格といえば、富士山ですよね。

 

 

2014年6月に世界遺産になってからは、
今まで以上に、登山客も増えています。

 

でも、富士山のこと、これ以上に知っていることは
日本で一番高い山だと言うことくらいな人も
少なくないのでは?

かくいう私も、実はそんなに知りませんでした ^^;

 

てことで今回は、富士山の歴史や、噴火した場合の被害について、
調べてみましたよ〜

 

 

富士山の噴火!過去の歴史を知ろう!

 

 

 

富士山って噴火するの!?

 

最近、テレビや新聞、雑誌などでも言われています。

それを見て、ビックリしている人、
わたしのように、怖がっている人も多いと思います。

 

 

常に穏やかで雄大で。

いつも私たちを優しく見守ってくれている富士山。

 

そんな富士山、前回の噴火が1707年。

富士山は300年以上も噴火していないのです。

 

300年が長いのか?短いのか?

ピンと来ませんよね ^^;

 

 

実は富士山は、以前は100年に一度は噴火活動をしている、

かなり活発な活火山でした。

 

 

噴火の規模は、様々なんですが、

かなり大きな被害を及ぼした時もあります。

 

 

現在富士山のふもとに広がっている青木ヶ原の樹海をご存知でしょうか?

 

通称、富士の樹海と呼ばれている、

一度踏み込んだら戻れないと言われている、

こわ〜い樹海で有名ですね。

 

 

この富士の樹海は、溶岩流の後に出来たものなんです。

 

溶岩流が固まった後に、

たくさんの木が生えて生い茂っているんですが、

もの凄い広いんですよ!

 

 

その広さは、東京23区が3つ入るという広さ!!

 

凄まじいですね。。。

 

 

そして、観光名所として有名な富士五大湖。

この富士五湖を分裂したのも溶岩流だと分かっています。

 

 

富士山は、噴火しながら成長してきています。

そして、その富士山の噴火は、
周囲の環境をも成長させているんですね。

 

 

富士山って、どうやって出来たの?

 


逆さ富士
 

 

では、富士山の原型はいつ出来たのでしょうか?

 

 

今から300万年以上前。

 

現在の富士山があった一帯は、まだ太平洋の一部。

一面すべてが海でした。

 

 

そこに愛鷹火山と小御岳火山のという、

二つの火山が活動を始めて、噴火を繰り返します。

 

この二つの山による火山活動で、

一帯に陸地が出来ました。

 

 

そして約8万年前、この二つの火山が活動を停止しました。

 

死火山になると、その間に富士山の原型となる古富士が生まれて、

噴火を繰り返していくのです。

 

 

両側を挟まれている古富士は、

噴火によって流れ出る溶岩流や、

噴出する火山灰がそれらの山で堰き止められます。

 

このことによりどんどん高くなっていったのです。

 

 

 

1707年、江戸時代中期に起きた「宝永大噴火」

その大きな規模は、最も最近に起きた噴火です。

 

最近といっても300年以上前なんですが、

過去の噴火に比べて、詳細な資料も多く残っています。

 

それらの資料によって、当時の詳細な様子が記されています。

 

 

100kmも離れた江戸にまで火山灰が降り積もったんです。

 

またこの噴火の49日前には、

死者2万人を発生させるマグニチュード8の宝永地震

起きていたことも分かっています。

 

 

今までは100年に一度、起こっていた富士山の噴火。

 

 

もう300年も起きていないということは、

かなりのエネルギーを溜め込んでいます。

 

専門家ですら、どれほどの被害が起きるのか?

算出するのは難しいんです。。。

 

 

富士山が噴火したら!次はどれくらいの被害が予想される?

 


噴火
 

 

美しく雄大な富士山。

 

昔からわたしたち日本人に、

四季の移り変わりで様々な表情を見せてくれる、

穏やかな富士山。

 

 

しかし2011年の地震以降、

いつ噴火してもおかしくない状態だと言う専門家もいます。

 

 

静岡、山梨、神奈川などの人々は

小学生の頃から避難訓練などを行っています。

 

東京にも火山灰による影響は、間違いなく出てくるでしょう。

噴煙が上がり、近隣には噴石が落ちてきます。

高速で飛び交うので危険です。

 

火力発電所なども働かなくなり、

大規模な停電も予測されています。

 

 

2014年9月27日に発生した、

御岳山の噴火を覚えている人もたくさんいると思います。

 

テレビやYouTubeなんで、

被災者が撮影した映像も、記憶に新しい。

 

富士山が大噴火をすると、被害は御岳山噴火の比ではありません。。。

 

 

非常時の持ち出し袋!定期的な管理は必須です!

 


持ち出し袋
 

 

東日本大震災以降、いざという時の準備に対する意識は、

変わってきたと思います。

 

東北の方々だけじゃなく、東京近郊の方々も、

当時の記憶は鮮明に残っているはず。

 

 

でも今一度、見直してみて下さい。

 

電気が急に止まってしまった場合。

 

  • 懐中電灯はちゃんと動きますか?
  • 身を守るものは、ありますか?
  • 非常食は、ありますでしょうか?

 

 

最近では、非常時の持ち出し袋を常備している家庭も

かなり増えました。

 

 

でも、準備をしたからといって安心ではありません。

 

電気がつくかなど、定期的に確認する必用もあると思います。

 

 

 

 

美しく雄大な富士山。

 

しかしいつか噴火するかもしれません。

その場合も、日本を象徴する山ですし、

 

被害を受けた人々とも助け合っていければと思います。

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