その平服まちがってるかも!?法事の時の女性の服装とは?

お通夜やお葬式

中高生の頃は、制服を着て法事に出ていました。

 

でも、学生服を着なくなってからは、

私の親戚の間では、法事でも喪服を着ているので、

それにならっています。

 

 

そもそも法事は、喪服で出るのか?平服で出るのか?

 

もし平服で来るように言われたら、何を着て行けば良いのか?

 

 

迷ってしまいますよね~。。。

 

 

て事で今回は、法事の時の平服について調べてみました。

 

 

まずは女性編です!

 

 

 

喪服の種類は?

 

 

礼服は本来、冠婚葬祭すべてに着ていくことが出来る服です。

 

 

そして喪服は、一昔前までは、

結婚式などの慶事には着ていく事ができないものでした。

 

現在は、兼用されている方も増えてきているようですね。

 

 

ただ女性の服装の場合、結婚式や披露宴で着るワンピースは、

色が黒だったとしても、デザインが弔事には合いません。

 

私の妹は、慶事用と弔事用の洋服を分けています。

 

 

喪服には、

  • 正喪服(正式喪服)
  • 準喪服
  • 略式喪服(略喪服)/略礼服

の3種類の格式があります。

 

急な弔問や通夜、三回忌以降の法事の場合は、

略式喪服(略礼服)でも問題ありません。

 

 

また、女性の略式喪服は、黒に限らず

濃いグレーや濃紺などの地味な色目。

 

布地は、無地に近い折柄やチェック、ストライプなどが

入っていても可。

 

インナーや小物は黒に統一し、白ブラウスの

着用は控えます。

 

 

袖なしや襟ぐりが大きいものなど、

露出が多いデザインも避けます。

 

フォーマルウェアが売られているお店で買えば、

問題なく揃うと思います。

 

 

平服で着てくださいと言われたら?

 


法事の風景
 

黒の礼服は、「ブラックフォーマル」と呼ばれます。

 

特殊な染め方によって、深い黒色に発色しています。

 

 

これをスーパーブラックと呼び、

普段着用しているカジュアルな洋服の黒色とは

異なる染色手法。

 

そのため、施主から、

「喪服は着てこないで」

と言われていたら、

喪服感が出ないように、気を付けて選んでください。

 

 

もともと七回忌以降は、マナーとしては平服でもかまいません。

 

ですので、七回忌以降であれば、

言われなくても、喪服で出席しない方が良いかと思います。

 

 

ただ、7回忌より前に、

「平服で来てください」

と言われた場合。

 

  • 他に参列するかたに相談するか?
  • 施主に略喪服で行っても良いか?

 

など、聞いてみてはいかがでしょうか。

 

 

黒、濃紺、濃いグレーなどの、地味な色のワンピースやスーツ。

 

アンサンブルに加えて、同素材・単品同士のコーディネイトや

パンツスタイルも可能です。

 

 

インナーも、白いブラウスやプレーンなブラウスを着用できます。

 

黒い靴、ストッキングは肌色も着用できますが、

できるだけ薄手の黒ストッキングを選び、

柄や模様の入ったものや、厚手のタイツは避けましょう。

 

 

厚手のタイツは、

真冬の東北地方のような極寒期や、

北海道のような極寒地では許されています。

 

 

ちなみにどの地域でも、夏でも生足は厳禁です。

 

 

身の回りの小物など

 


真珠のネックレス
 

冬のコートやジャケットの素材やデザインは、

毛皮や皮革製の殺生をイメージするものは、

着用してはいけません。

 

また、会場に入る前、自宅の場合には

玄関に入る前に脱ぐのがマナー。

 

 

バッグは無地で、飾りが付いていない控えめな印象の、

黒のフォーマルバックを用意しておいた方が良いでしょう。

 

金のチェーンなどの飾りが付いている場合は、

必ず取り外しておきます。

 

 

また、荷物がフォーマルバックに収まりきらない場合には、

A4サイズが入る黒一色の無地、素材はサテンなどの

サブバックを用意しておくと便利です。

 

 

靴は、黒一色のシンプルなパンプスがふさわしく、

ヒールが細くて高いものは、足音が響くため控えます。

 

夏でも、サンダルやミュールなど、

つま先が出るものもNGです。

 

 

冬は、厳寒期や厳寒地の法事に参列する場合、

ブーツを履く場合もあります。

 

その場合は、履き替え用の黒い靴を持参し、

会場に着く直前に、履き替えるようにしてください。

 

鞄や靴の素材は、動物の皮と分かるものは、

殺生に繋がるため、ふさわしくありません。

 

 

アクセサリーは、結婚指輪以外つけないほうが無難。

 

ですが、もし付けるのであれば、

  • ヘアアクセサリーは黒一色で控えめなもの
  • パールやオニキスなどの一連タイプのもの
  • ピアスやイヤリングも石のみのシンプルなもの

など、出来るだけ目立たない物にします。

 

 

腕時計は、華美な金色のものや、

銀色などの光るものは、着用しないようにしましょう。

 

必要であればバッグに入れておくか、

シンプルなデザインのものを、着けておくことをお勧めします。

 

 

また、ネイルアートが落とせなかった場合は、

シンプルな礼装用の黒手袋が重宝しますよ。

 

 

扇子やマフラーは黒。

 

黒が無い場合は、落ち着いた色合いのものにします。

 

 

ハンカチは白、あるいはグレー、黒一色で、

装飾がないシンプルな物。

 

 

また、食事のお手伝いを頼まれても良いように、

エプロンを用意されると良いでしょう。

 

法事の場合は、黒でなくても、

地味な色合いのシンプルなエプロンでかまいません。

 

 

フォーマルウェアを扱っているお店では、

法事専用のエプロンが売られています。

 

もし迷った時には、法事専用エプロンを検討してみて下さいね。

 

 

ちなみに、わたしの親戚の葬儀や法事では、

白のエプロンをしている人が多かったです。

 

 

その他、香典袋を包む「ふくさ」や「数珠」も、

用意されるとよいでしょう。

 

 

どんなメイクなら大丈夫?

 


 

最後に、法事でも葬儀同様に、

ノーメイクは避け、控えめな化粧を施した方が良いでしょう。

 

特に目につく口元は、

赤やローズ系の濃い口紅は避け、

マットな色(つや消し)を選ぶようにするなどしてください。

 

 

まとめ

 


数珠と仏事
 

いかがでしょうか?

 

色々な決まりがあるように見えますが、

意外と一般常識の範囲内だと感じたんじゃないかと思います。

 

 

一から色々と揃えるとなると、

けっこうお金もかかって大変。

 

ですが一度、定番の物を揃えてしまえば、

一生使える物もたくさんあります。

 

 

法事以外にも、色々なシーンでも役に立つので、

タイミングが合えば、

頑張って揃えてみて下さい。

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