ドライアイの対策とは?原因と初期症状から早めに対処しよう

病気

現代人の悩ましい生活習慣病の一つ。
ドライアイ。

 

特にここ数年、iPhoneなどのスマートフォンの急激な普及によって、
潜在的なドライアイ人口は激増しているとも言われています。

その人数は、日本の総人口の三分の一以上?!

 

 

特に、日常的にパソコンやスマホをガン見し続けているような、
オフィス勤務の会社員の人たちだと、
もう既に半分以上はドライアイになっている!

 

 

でも普段から、目薬でこまめにケアしているのに、
どうしてドライアイにかかってしまうのか?

その本当の原因と、効果が高い対策法、
お教えしましょう!

 

 

ドライアイとは?

 

 

 

まずは基本のおさらい。
ドライアイって何なのか?

 

ドライアイとは、目が乾いたり、
涙の分泌量が減少したりする目の疾患。

場合によっては、
涙の質自体が変わってしまうこともあるらしい。

 

誰でもドライアイになってしまう可能性はあるので、
若いからとか年寄りだからとか、関係が無い。

今はまだ気にならない人でも、
普段から気をつけておかないと、
急にドライアイになってしまう事も!

 

今までは、パソコンを長時間凝視する、
事務系の会社員に多いとされてきました。

ですがここ最近は、営業系のサラリーマン、
女子中高生、おじいちゃんおばあちゃんなど、
老若男女問わず、ドライアイ人口が増加してきています。

 

その原因は、この数年、急激に普及したiPhoneなどのスマートフォンが
大きな影響を与えてしまっています。

 

 

ドライアイの原因と症状とは?

 

 

では、ドライアイはどうして起こってしまうのか?

その主な原因は3つ。

 

一つ目の原因。

言わずもがな。

パソコンやスマートフォンですね。

 

パソコンやスマートフォンを見ている時は、
人は、自分で思っている以上に集中しています。

そのため、まばたきの回数が少なくなり、
目が乾燥してしまう
んです。

 

 

次に、二つめの原因。

これもパソコンやスマートフォンが大元です。

 

パソコンやスマートフォンからは、
あなたが思っている以上に、
強烈な刺激の光が出ています。

そして、その強い光を長時間見ていると、
目への刺激は強烈!

目そのものに異常が起こり、
ドライアイになってしまいます。

 

 

そして、三つ目の原因。

日本では、メガネよりもコンタクトレンズをしている人口の方が増えています。

 

コンタクトレンズは、目に直接触れてしまうので、
眼球への負担は大きい。

レンズ自体に水分が吸収されてしまうので、
眼球もどんどん乾燥してしまいます。

 

若い人だと、目が悪くなくても、
オシャレでカラーコンタクトをしている人もいますよね。

カラーコンタクトの場合、
粗悪な品質のものを生産している会社も多数います。

 

こんな粗悪なカラーコンタクトを使用し続けてしまうと、
目にキズやダメージが付いてしまい、
最悪の場合は失明なんて事にも!

 

 

ドライアイの原因は他にも色々とありますが、
日本人での大きな原因はこの三つです。

 

ドライアイで分かりやすい症状と言えば、
目が乾燥してシパシパ(しょぼしょぼ)してくることですよね。

この段階で、早めに処置するようにしましょう。

 

症状が進行してしまうと、
目が常にゴロゴロしているような違和感、
晴れている日に外に出ると、異常にまぶしく感じたり、
乾燥が酷すぎて、10秒以上目をあけている事が出来ないなど、
日常生活にも影響が出てきてしまいます。

そしてさらに進行してしまうと、
結膜炎や感染症にかかりやすくなったり、
視力の悪化、最悪は失明になってしまう可能性
出てきてしまいます。

 

 

ドライアイ?自分で分かる初期症状

 

 

自分でも気づかないうちに、
ドライアイになってしまっている人も
たくさんいます。

そんなドライアイの初期症状はというと。

  • 目がかすむ
  • 目がシパシパ(しょぼしょぼ)する
  • 目を開けているとツラい
  • 目に違和感がある(ゴロゴロする)
  • 目がかゆい
  • 目ヤニが多い
  • 普段から涙が少ない、または多い
  • まばたきの回数が多い

 

これらの初期症状、一つでも当てはまっている場合は、
念のためにお医者さんで見てもらった方が良い
でしょう。

すべての病気は、初期治療が肝心です。

 

 

ドライアイはどうやって治すのか?

 

 

はっきり言います。

 

現代医学では、ドライアイは目薬で軽減する事しか出来ません。

その目薬も、涙の代わり。
一時的に目に水分を与えるという役割にしかなりません。

一時的なものなので、ドライアイの症状が酷い人は、
かなり頻繁に目薬をする必要があります。

 

ただ、目薬のやりすぎは、
逆に涙の分泌異常を促進させてしまう
恐れもあります。

バランスが大切ってことですね。

 

キチンと適切なタイミングで目薬をしていれば、
徐々に目の異常が治ってきて、
ドライアイが治る可能性はあります。

 

その大切な目薬ですが、出来るだけ刺激が少なく、
防腐剤が含まれていないもの
を選ぶようにしましょう。

CMでやっているような、
「スカっと爽快っっ!!」系の目薬だと、
ドライアイには刺激が強すぎてしまいます。

 

 

ドライアイの対策方法

 

 

ドライアイの一番の対策方法は、
パソコンやスマートフォンを使いすぎないこと。

 

一時間使ったら10分休憩をして、緑を見る。

こんな風に、うまくバランスを取って下さい。

 

あとは、電子レンジで温めた蒸しタオルなどを、
目の上に置いて、目をリラックスさせるのも効果的。

気持ちも安らいで、仕事もはかどるようになりますよ。

 

 

そして、画面の光の調整も大切です。
出来るだけ、光を弱めに設定しておいた方が良いでしょう。

 

iPhoneなんかは、周りの明るさで光を調整してくれる機能がついていますが、
もともとの設定が強いと、その基準での光の調整になってしまいます。

適宜、光の強さを調整するようにしましょう。

 

最近では、パソコンやスマートフォンから出ている
ブルーライトをカットするためのメガネも
販売されていますよね。

zoff PCJINS PC とかですか?

これらのレンズは、度付きも度無しも、どちらでも出来ます。

 

どうしてもコンタクトレンズにこだわる人でも、
度無しのPCメガネを使ってみて下さい。

劇的に、目の疲労度が変わってきますよ。

 

 

パソコンの画面に対策をする

 

 

PCメガネと似たような効果がある、
パソコンやスマホのアプリがあります。

それは、 F.LUX というアプリ。

 

海外のサイトなので、表記はすべて英語になっています・・

でも、ダウンロードや設定自体は簡単なので、
興味があれば、チャレンジしてみて下さい。

 

対応しているのは、
Mac、Windows、Linux、iOS(iPhone) で、
価格も無料。

 

画面に少し薄い茶色が入るだけなんですが、
50%前後もブルーライトをカットしているらしいんです。

 

実際に使ってみると、その時は正直、よく分かりません。

ですが、この機能をオフにするとビックリしますよ。

明らかに目が痛いから(笑)

 

「今まで、こんな画面を見てたんだ・・・」
ってビックリしてしまいます。

 

あらかじめ、自分が使っている地域を設定しておけば、
時間で強さを変えてくれるので便利ですよ。

PCメガネを併用すると、より効果的です。

 

一つ注意点は、iOS(iPhone)での使用。

正規のアプリストアからあダウンロードが出来ず、
Jailbreak という作業をしなければいけません。

Jailbreak には少しリスクもあるので、
興味がある方は調べてみて下さい。

 

パソコンだけでも設定しておけば、
かなり目の負担が軽減されますよ〜

コメント

タイトルとURLをコピーしました