暑くなってくると、汗をたくさんかきます。
汗かきの女性の悩みとしては、
汗のせいで、化粧やセットした髪が崩れないか?
気になることが増えてきますよね。
通勤や通学、満員の電車の中で、
汗の臭いがしないように気を付けていても。
暑いので、どうしてもたくさんの汗をかいてしまいます。。。
会社に着いた時には、もう汗だく!
デートの前なんか、家に一度帰りたくなってしまいます。。。
ただ、こちらの記事でもお話ししたように、
多汗症の本当の原因は分かっていません。
特効薬や、すぐに改善することが出来ないんです。。。
ならば!
汗の仕組みを知って、
良い汗に変えていきませんか?
たったそれだけのことで、
人生が変わることは間違いありませんよ。
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汗をかくということの意味
汗の主な働きは体温調節。
そして汗のかき方には、いくつか種類があります。
- 温熱性発汗…運動や食事などで起こる体温の上昇をふせぐ
- 精神性発汗…緊張で発汗を促す交感神経が刺激を受ける
- 味覚性発汗…辛い物を食べた時に発汗神経が刺激を受ける
激しい運動や炎天下の中で歩いていたなど、
特に原因がないのに、たくさん汗をかくのは、
多汗症の可能性があります。
そして多汗症の中には、病気が隠れている可能性もあります。
もし、少しでも気になるのであれば、
病院で一度、お医者さんに見てもらってくださいね!
良い汗と悪い汗を知ろう!
正常な汗の仕組みは、
体温が高くなると、血液中の水分やミネラルが汗腺に入り、
必要なミネラルがもう一度血液中に取り込まれて、
汗として水分と少量の塩分が排出されます。
このバランスが崩れることで、
- 良い汗=サラサラな汗
- 悪い汗=ベタベタな汗
に分かれます。
良い汗と悪い汗の特徴
○良い汗
- さらさら
- 体外に出やすい
- 匂いが少ない
- 体温調節可能
- 汗をかくとスッキリ
○悪い汗
- ベタベタ(塩分ミネラルが一緒に出る)
- 体外に出にくい
- 匂いが強い
- 体温調節不可能
- 汗をかいてもスッキリしない
など。
悪い汗となる原因としては、
- 運動不足
- 不眠症
- ストレス
- 食生活の乱れ
- 冷房で温度調節が上手くできない
- 交感神経の異常
があげられます。
今の日本のほとんどの場所では、
夏の暑い日でも、クーラーの効いた部屋の中で過ごすため
汗をかく機会を失っています。
人間は約200万~500万の汗腺がありますが、
その半分は活動が休止されており、
1つの汗腺にとても負担がかかる状態となっております。
そのため、ミネラルを血液に戻さず汗に吸収されるため、
ベタベタの汗になってしまうんです。
また、自律神経の乱れによって、
発汗を促す交感神経が敏感になっている状態は、
多汗症の可能性があります。
全身多汗症には、病気が関係することもあり、
- 上半身…糖尿病
- 首から上…更年期障害
- 膝の裏…至って健康
- 腋…塩分があれば悪い汗
と、色々ありますので注意しましょう!
突然、上半身に汗をかいた場合は、
脳梗塞の前触れと言われています。
怖いですよね。。。
また、全身に大量の発汗が見受けられた場合は、
- ホルモン分泌異常…甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、更年期障害
- 中枢神経のトラブル…自律神経失調症
などの可能性もあります。
更年期の場合、多汗症とは別に、
- 顔がほてる
- のぼせる
- 大量の発汗
などのホットフラッシュと呼ばれる症状もあります。
良い汗にするためには?
良い汗にするためには、
活動していない汗腺を目覚めさせる、
ということが大切です。
○良い汗に変える入浴の仕方
手足高温浴
①
浴槽にお風呂用の椅子をいれて、
椅子に座った状態で膝下が浸かるくらいまで、
42~44度の少し熱めのお湯を張ります。
椅子に座って、両手の肘から先と
膝から下を10~15分浸けてください。
②
その後、湯船に水を足して36~38℃くらいの温度で
半身浴をします。
③
入浴後は、冷房の効いた部屋などに行かずに、
うちわなどで汗を蒸発させるようにして、
自然に体温を下げるようにします。
冷房の効いた部屋に行くと、
自然な体温調節の訓練にならなくなってしまうので、
気を付けてください。
なぜ、最初に手足を高温で温めるか?
が、ポイントです。
汗腺の機能が低下しやすい場所で、
熱めのお湯につけて汗腺の働きを促します。
すると、次第に全身に熱が回り、
お湯につかっていない部分から、
良い汗がでるようになるから。
かなり汗が出ますので、はじめる前は、
特に水分摂取を忘れないようにしてください。
効果的な食事としては、サラサラな汗にしたり、
発汗を抑制する女性ホルモンに似た働きをする、
大豆でできた食品です。
ザクロ・大葉・もやし・アボカドなども効果的。
体を冷やしてくれる作用があるクールベジタブル、
略してクールベジと呼ばれているそうですが、
これらを食べるのも効果的ですよ。
トマト・キュウリ・トウモロコシ・ピーマン・ゴーヤ・ナスなど、
カリウムを多く含む、手軽に生でも食べられる野菜です。
交感神経を高めたら、
副交感神経にも働きかけるようにしましょう。
リラックス効果のあるラベンダーやローズ、ジャスミンなど、
ハーブもハーブティーや入浴剤、
アロマオイルで取り入れるのも良いでしょう。
まとめ
わたしの職場は、夏場のオフィスは
エアコンでキンキン冷え切っています。。。
でも外に出ると、東京のコンクリートジャングル!
気温差が凄まじいので、
心臓にもそうとうな負担がかかってるんじゃないかな〜。。。
なので、自宅では出来るだけエアコンを使わず、
窓を開けて扇風機をかけるように意識しています。
身体を冷やさないように、
飲み物もなるべく常温にして飲むようにしたり。
カフェや自宅では、温かいものを飲むようにしています。
駅のエスカレーターは使わずに、なるべく階段を使うなど、
生活習慣を見直したり。
出来るだけ汗腺を開ける意識をする。
そうすることで、良い汗に変わってきますので、
汗を嫌がることも減ってきますよ!!
タオルや着替えの常備は必要ですけど(笑)
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