節分の行事というと、何を思い出しますか?
ここ数年では「豆まき」よりも、
「恵方巻きを食べる」、と答える人の方が
数%上回ってきているそうですよ〜。
恵方巻きを食べるという行事は、
もともとは関西圏の風習。
でも関西圏だけでなく、
日本全国規模の行事として定着してきていますよね。
招福巻、幸運巻、開運巻き寿司、太巻き丸かぶり、
などと表現されることもあり、
縁起を担いだ食べ物です。
今回は、そんな恵方巻きの由来をお話しましょう。
[ad#co-1]
恵方巻きの由来、子どもへの説明方法
あまり歴史の古い風習ではありませんが、
一体いつから始まったんでしょう?
はっきりした事実は不明なのですが、
大正時代の後半に大阪の花街で、
新香巻き(この時期に漬けあがる香の物)を海苔巻きにして、
切らずに食べたのが始まりではないか?
と言われています。
縁が切れないように、一本丸々を、
恵方を向いてそのまま食べた事が発端とか?
その後、商業的なイベントの販売促進として
どんどん活性化してきました。
全国規模で普及させたのは、
セブンイレブンという話は有名ですよね。
このように地域限定イベントが、
全国的な風習として定着していくのは、
興味深いものがありますよね。
太巻きの具材は、7種類を使うとされています。
その7の由来は、
商売繁盛や無病息災を願った七福神
に因んで(ちなんで)います。
我が家では、豆まきが主たる行事のため、
恵方巻きはいわば「ついで」!
毎年細巻きです。(笑)
昨年などは、稲荷ずしをスティック状にした細巻きでした!
縁起とは無縁だったことに、今気が付きました^^;
それにしても、7種類もの具の入った太巻きを、
恵方を向いて一言もしゃべらずに・・・
お醤油も付けず、もくもくと食べるのって、
異様な光景ですよね〜?
完食するのに、けっこうな時間もかかると思うんですが、
その間無言でひたすら食べ続ける?
笑うと負けよ、あっぷっぷ。
ってにらめっこ状態ですね。
だから、招福開運になるのでしょうか?
恵方巻きの食べ方はどんなルール?食べやすいコツは?
その1. その年の恵方を向く。(2016年の恵方は南南東)
その2. よそ見をしない。(恵方に居られる神様に向う)
その3. 目を閉じて。(閉じなくとも良いという説もあります)
その4. 黙ってたべる。(願い事を心で唱えながら)
その5. 一気にたべる。(切らないもの、1本を)
その6. 飲み物禁止。
その7. 節分の夜たべる。
と、概ねこんなところです。
ただし、1本の長さに決まりはないので、
短めの1本ならば、さほどツラくないかもしれません。
カロリー的に考えても、短めにした方が良さそうですね(笑)
具材がたくさん入っているため、崩れやすいので
両手でしっかり持ってください。
ご自宅で作る場合は少しきつめに巻きましょう。
お子さん用には、あの太さは厳しいので、
縦に7種類を入れるのはいかがでしょう?
(3種類+4種類を縦に並べて巻く!)
その分細くなりますが、ダメでしょうか?
まとめ
もっと詳しく調べてみますと、
「願い事を唱え終えたら、数あるルールはそこで終了とし、
後は食べやすく切ったり、お醤油をつけたり、
飲み物も自由に頂きましょう。」
と書かれている物もありました。
福を巻き込もうという願いを込めた恵方巻き。
家族皆で笑顔で頂くことが、何よりかもしれません。
コメント