一年の終り・・・
年越そばを食べながら聞く、除夜の鐘と言うのは、
日本人にとって、一年最後の、
最高の醍醐味ではないでしょうか。
特にどうって事はなくても、除夜の鐘が鳴り始めると、
「今年もいよいよ終わりなんだなぁ~…」
っと、しみじみ・・・
「来年も元気に良い年になる様に〜」
と、ふと、頭の中を過ぎりませんか…?
大みそかのテレビを見ていると、
全国各地からの、除夜の鐘を突く様子が流れています。
幼稚園に通っているくらいの小さな子供から、
「パパ、除夜の鐘ってなに?」
っと、聞かれたら、なんて答えますか??
私が子供の頃には、
「人間には108つの煩悩があり、一年の終りには
煩悩の数だけ、お寺の鐘をついてお祈りする」
と聞かされたと思うのですが、
正直、合っているかどうかは自信がありません^^;
なにしろ、今の子供と違って、
親の言う事は全て正しいものと、思いながら大きくなったので、
それが間違った事とは思った事はないから(笑)
あなたも、
「どうして…?」
「なぜ…?」
なんて、ほとんど聞き返した覚えもなく現在に至っていると思います。
子供には、きちんとした知識やしきたりを教えたい!
そんなあなたに、正しい意味をお話ししましょう。
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除夜の鐘の意味や由来
除夜の鐘には、
108つ突く意味や、タイミング、鳴らし方などの
決まりごとがあります。
まず、「除夜」と言うのは、➩「大みそかの夜」
の事なんですよ。
「除」と言うのは、
古い事から新しい物に変わる
と言った意味があります。
この様な意味から、大みそかの夜を
「除日:じょじつ」と呼び、
除日の夜…、大晦日の夜と言います。
年の最後に、107つの鐘を突く事で、
全ての煩悩を取り払えるとし、
最後の1つは、年明け時刻とギリギリに突く様にします。
そのわけは、
「新たな煩悩に惑わされる事の無いように」
と、いった思いがあるんですよ。
鐘を突くタイミングも、地域によって色々あります。
静岡県のお寺では、
年が明けると同時に初めの1つ目が突かれます。
その他にも、除夜の鐘は、一般的には
108つと言われています。
ですが、ある寺では「捨て鐘」として、
110ケ突くお寺もあります。
由来は、中国から伝わって来たと言われています。
現在では大みそかの過ごし方も、
かなり異なってきてはいますよね。
良い風習は、次世代につないで行けば良いんじゃ
ないでしょうか^^
子どもに分かりやすく説明するには
大みそかに突く108つの除夜の鐘とは…?
・108つ金を突く意味…人間の煩悩の数
人間は、どんなに良い人でも。
「前世、現在、来世を合わせると、
108つは何らかの悪い事をしている」
と言う事で、煩悩の数と言われる108つ突いて
身体に付いた煩悩を払い落すのです。
・煩悩とは…?
人間には、色んな欲を持って生まれて来て、
その欲は
- 食欲
- 睡眠欲
- 金欲
等々の沢山の欲を言います。
と、簡単に纏めてみてはいかがでしょう?
難しい理由は、色々有りますが、
子供に話してあげるには、
シンプルに言う分かり易い方が良いでしょう。
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