「グキっ!!」
やっちゃった。。。
腰痛って、本当にツライですよね。。。
そして慢性的な腰痛だけじゃなく、
急にくるギックリ腰!
しばらく会社を休まないといけません。
それどころか、家事すらも出来ない状態になってしまいます。
今回は、そんなギックリ腰や腰痛にかかる、
治療期間や、再発防止の対策を、
お話ししたいと思います。
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ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰の正式名称は、急性腰痛症。
ぎっくり腰になってしまう原因は、
腰周りの筋肉や、筋膜の一部が切れてしまうこと。
そのキッカケは、重い物を持ち上げたり、
体をひねったりしたとか。
起きぬけにぎっくり腰になる人も、たくさんいます。
ここ10年ほど、オフィスでのパソコン作業、
長時間デスクワークが増えるにつれて、
ぎっくり腰が増えています。
寝ている布団から急に起き上がったり、
椅子から急に立ち上がったりすることで、
筋肉に急激な運動、負担をかけることになります。
それが、引き金となるんです。
どうしてぎっくり腰になるのか?
ぎっくり腰とは、腰部に痛みがあって、内臓疾患でもなく、
レントゲン写真を撮っても、異常が見られない腰痛の総称。
ぎっくり腰とは、この急性腰痛の“俗称”とでもいいましょうか
病院では、腰椎捻挫や、筋・筋膜性腰痛症
といった診断がされます。
一度、腰痛やギックリ腰を発症してしまうと、
重く張ったような、ずっとダルいような痛みが続いて、
慢性化してしまいます。
そんなぎっくり腰ですが、腰痛持ちの人や、
慢性的な体調不良がある人だけの症状と
思っていませんか?
実は、腰痛の自覚症状がない人でも、
ある日突然、ぎっくり腰が起こる可能性があるんです。
自覚症状がない人でも、自分でも気づかないうちに、
腰やその周りの筋肉に、ストレスや疲労が徐々に蓄積されていて。
日常生活での癖や、生活習慣で、
少しずつ『ぎっくり腰リミット』が溜まってしまい、
何かのキッカケで発症してしまうんです!
小さなストレスや筋肉疲労でも、
積み重なると体に大きな影響を与えるんです。
ストレスは、一般的に思いつく、心へのストレスだけじゃなく、
筋肉へのストレスも存在します。
筋肉には、収縮を行うことで体を動かすほか、
血流を促すという役目もあります。
なので、体の一部を動かさない、
という生活習慣があると、筋力の低下だけじゃなく、
血流も悪くなってしまいます。
せっかく ぎっくり腰 を治しても、
再発を恐れて、日常生活で腰をかばって生活をしていると、
腰回りの筋肉が動かされません。
すると、徐々に筋力が衰えてしまって、
血流を悪くしてしまいます。
まさに「ぎっくり腰」スパイラルです。
ギックリ腰の治療期間や、痛みがマシになる期間
❖激痛期(初日~3日目くらいまで)
- 歩くこと、寝返り、日常生活全般がかなりツラい
- トイレに行くのがツラい。私は病院で座薬の痛み止め入れました!
- 痛みで夜中に何度も起きる。トイレに行きたくなるのでツラい
- 患部は、湿布(冷却タイプ)で患部を冷やす
- 起き上がる時、歩く時はコルセットを着用した方が安心
- 自分が楽な姿勢で安静に。
※エビの様に丸くなる・膝の下にタオルをひく - お風呂で温まるのはNG
3日目くらいになると、少し痛みが緩和してきて、
ゆっくり歩けるようになってきます。
- 食事などの少しの時間なら、座ることが出来るようになる
- シャワーで身体を洗えるようになる
❖痛み緩和期(4日目~6日目)
- 痛みが和らいできて、気持ちが少し前向きになれる
- 椅子に座ることは楽になり、着替えも何とかスムーズになる
- 5日目くらいから、近くなら買い物にも行ける。入浴もOK
- 注意しながら、仕事に復帰できる時期。まず普通に歩ける状態に
※激しい動きのない仕事なら大丈夫です。
❖痛み減退期(7日目~9日目)
- 腰を注意しながらも、日常の生活に戻れる
- 仕事もほぼ元通りできる
❖リハビリ期(10日目~14日目)
- ぎっくり腰になる以前の日常の生活と、
あまり変わらない状態になる。
会社によって、何日休めるかは違うでしょうね。
職種によっても違います。
入院してしまえば別でしょうが、
「ぎっくり腰」で休めるのは3日、長くて5日くらいでしょうか・・・
上司が経験者なら良いんですが!
※整形外科でのMRIや、レントゲンで診断してもらうのは、
ぎっくり腰以外の病気である可能性があるかどうか?
を確認をする意味でも大切です。
ギックリ腰や腰痛再発防止の対策など
体力を必要とする仕事や、
長時間同じ姿勢で仕事をしている人は、
“予備軍”といえるでしょう。
姿勢が悪い人や、慢性的に疲れている人も要注意!
普段から背筋を伸ばして、
顎を引いて前を見る姿勢を意識しましょう。
↑できそうで、できない・・・^^;
そして日頃から、身体を左右対称に使うように心がけること。
かばんを持つ時や、脚を組むとき、
立っているときなど。
できるだけ意識をして、左右対称に身体を使いましょう。
かばんを肩の片側だけにかけるときは、
左右交互にかけることも、意識してみてください。
ちなみに、足を組むのは、本来おススメできません。
また、足を冷やさないことは、
ぎっくり腰 の予防になります。
今の日本は、脳や目を酷使していて、
どうしても上半身に血流が偏りがちに
なってしまっています。
男性だからといって、冷えはNG!
油断してはいけません!
ズボン下に、タイツを履きましょう。
肉体的な疲労だけでなく、精神的なストレスも、
ぎっくり腰の発症リスクを高めることが、
明らかになっています。
ぎっくり腰予防のためにも、
普段からのリラックスとリフレッシュを心がけましょう!
そして、もしもぎっくり腰になってしまったら、
発症直後の痛みが激しい時は、消炎鎮痛薬で痛みを抑えて、
安静を心がけます。
そして2~3日経って痛みが和らいできたら、
可能な範囲で体を動かして、
徐々に普段通りの生活に戻していきます。
体験談
私が「ぎっくり腰」になったのは2回。
一度目は、会社の清掃月間の一環で、
「部署の壁のペンキ塗り」
をした時です。
私は、あまり背が高くないので、
下の方塗る時はずッとかがんだまま・・・
多分2~3時間くらいかな〜。
その日は、何事も無かったんです。
やってきたのは翌朝!
何気なく起きようとすると、“ビリッ!”と痛みが走りました。
ベッドから起き上がるのに、
どのくらいの時間がかかったか覚えてません。
家族が助けようとして、触られると
余計に痛みが増します。
とりあえず、何か食べて出勤しようと思って、
冷蔵庫を開けようとするのですが・・・
「押す」ことはできても「引く」ことができないんです。
とりあえずスウェットに必死で着替えて、
すぐ近くの整形外科へ直行!
どうやって歩いたのか記憶がありません。
でも、立ち止まると、
今度歩き出すのが大変だった事だけは
覚えています。
痛み止めの注射を打って、薬をもらいました。
注射のおかげで少しマシになり、
椅子に座れるようになりました。
ぎっくり腰になってしまうと、本当にツライですよ〜。
もともと少し、腰痛の症状はあったんですが、
ぎっくり腰が、ここまでツライとは思ってもいませんでした。。。
もし、少しでも腰に違和感があるなら、
早めにケアをしてくださいね!
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