買い物が辞められない!買い物依存症の原因と克服方法とは?

病気

買い物依存症

 

数ヶ月前、わたしはこの症状に陥ったことがあります。

 

 

買い物依存症になってしまうと、
自分の生活が、すべて崩れてしまいます

友人関係にも、悪影響が出てしまいます。

 

実際、気がついていないだけで買い物依存症の人は、
世の中にはたくさんいる事、ご存知ですか?

 

買い物依存症の精神状態を見てみましょう。

  • 少しでも良いと思ったものが出来たら、忘れられない
  • 今すぐに買わなければ誰かに買われてしまうという強迫観念
  • 買い物をした瞬間は満足感に満たされる
  • 家に帰ると自己嫌悪に陥る

 

重症になってしまうと、自分がいつ何を買ったのか?
そのことすらおぼえていないことも。

 

もしかしたらあなた自身も、
少し買い物依存症の兆候が、
気づかないあいだに出ているかもしれません。

借金をしてしまって首が回らなくなる前に、
原因を知って、対策を立てるようにしましょう。

 

 

 

買い物依存症の原因

 

 

特に女性に多い買い物依存症。

なぜ、お金も無いのに買い物をガマンすることが出来ないのか?
自分では、まったく分かりません。

 

女性はストレスが溜まると、
買い物をして発散する人が多い。

男性は、買い物にストレス発散を求めません。

 

もともと買い物でストレス発散をする傾向がある人。

ストレス過多の状態で買い物に行くと、
スイッチが入ってしまうかもしれません。

 

 

買い物依存症の主な原因は孤独感から。

寂しがりの人は、要注意です。

 

根底には、寂しがり屋さんの孤独感。
誰かに認めてもらいたい。

といった、人に依存する傾向の人が、
彼氏と別れたといったようなキッカケで
買い物した時の充足感から陥ることが多いです。

 

 

お金を使っているという感覚が弱い

 

 

買い物依存症に陥っている人のほとんどは、
お金を使っているという感覚が、あまりありません。

その原因は、クレジットカードで支払いをしてしまうから。

 

もともとクレジットカードは、
お金を使っているという感覚が弱いのですが。

買い物依存症になってしまうと、
完全に麻痺してしまいます。

判断力が無くなってしまうので、
少しでも充足感を得たくなると、
買い物に逃げてしまいます。

 

クレジットカードを使っているときは、
ドラえもんの四次元ポケットならぬ、
無限の財布を盛っている感覚になってしまっています。

 

周囲の人とは金銭感覚がズレてしまうので、
友達との距離も広がってしまいます。

「あの人は、自分でお金の管理も出来ない。」
「自己管理も出来ない人ってやーね。」

周囲の反応がより一層、孤独感を加速させ、
どんどん負のスパイラルに陥ってしまいます。

 

 

負のスパイラルを加速させる要因は、
もう一つあります。

それは、毎月届く請求書

 

普通に考えると、金額が多くて支払いが出来ないんだから、
やめるんじゃないの?

と思うかもしれません。

 

ですが買い物依存症になってしまっている人は、
この現実からも目を背けたくなります。

そしてまた、買い物に逃げることに・・・

 

 

マイルやポイントが溜まるからといって、
クレジットカードを普段から使っているなら、
注意をした方が良いかもしれません。

 

わたしの場合、出張では支払いのすべてを
クレジットカードにしていた事が、
キッカケになってしまいました。

どんどんと私生活でも、クレジットカードを多用するようになり、
そのまま・・・

 

 

買い物依存症の改善方法

 

 

買い物依存症は、心の病気

 

日本ではまだまだ認知度は低いですが、
カード社会のアメリカでは、
社会問題として取り上げられています。

精神科医にかかっている人も多いんです。

 

どうしても買い物がやめられないのは、
自分の力だけで解決することは不可能です。

お酒や薬と同様、依存症なんです。

 

 

依存症であることを認める

この病気から解放されるには、
まずは自分が買い物依存症であることを
自分で認める事から始めます。

 

自分では気づいていないのにどうやって認めるのか?

 

周囲の誰かは、異常さに気づいているはず。

「使い過ぎじゃない?」

 

注意されたことはありませんか?

一度でも注意されたことがあるのなら、
買い物依存症の可能性が高いです。

 

違っても良い。
まずは認めるところから始めてみましょう。

買い物依存症から抜け出すには、
ここから始めなければいけません。

 

 

自分が没頭できることを見つける

買い物依存症の人は、寂しがり屋で不安屋さん。

 

ほとんどの人は、本当に没頭できる趣味を
一つも持っていません。

依存出来るくらいの趣味があれば、
買い物への依存から脱出することが出来ます。

 

没頭するとは言っても、
仕事に没頭することはやめておきましょう。

ストレスがかかって、もっと買い物依存症の闇に
ハマり込んでしまう可能性があります。

 

あと、出来るだけお金がかからない趣味の方が良いでしょう。

お金をかけても楽しめる。
でも、お金をかけなくても、
努力したら達成出来る。

こんなような趣味なら最高ですね。

 

 

買い物依存症のコミュニティに参加する

アルコール依存症などと同じように、買い物依存症という病気も、
人になかなか理解してもらうことが出来ません。

 

アメリカのドラマでよくありますが、
依存症のコミュニティに参加してみて下さい。

他の人が頑張っている姿や、
自分と似た症状の人の話を聞く、
他の人に自分のことも話す。

こうすることで、楽になれます。

 

何かに所属をして、一人じゃないという感覚を持つこと。
このことが大切です。

インターネットにも色々なコミュニティがあるので、
探してみて下さいね。

 

 

依存症は治らないことを認める

アルコール依存症や薬物依存症などと同様、
買い物依存症も、完全に治すことは出来ません。

 

それは、脳が一度、ドーパミンの味を覚えてしまっているから。

ドーパミンとは、脳内麻薬物質の一つ。

やる気を出したりしてくれるのですが、
モルヒネなんかよりも強い成分なので、
過剰に出ると、中毒になってしまいます。

 

ですので、脳が一度インプットしてしまったドーパミンの快感。

これは、抑えることは出来ても、
克服することは出来ないんです。

 

治らないということを認める事で、
「買い物をしたい」という衝動を、
意思の力で抑える力が付いてきます。

 

 

まとめ

 

 

買い物依存症は、ほんとうに苦しいです。

でも、周囲の人のほとんどは理解してくれません。

依存症本人も、プライドが高い人が多いので、
周囲に相談することが出ません。

 

周囲に相談ができなければ、
お医者さんに相談してみて下さい。

今のお医者さんは、誰にもバレずに相談することが出来ます。

 

 

わたしは、離婚問題のときにうつ病になり、
お医者さんに相談しました。

 

その時、お医者さんの前でさせられたことは、
すべてのクレジットカードの処分

目の前でハサミで切りました。

通帳やキャッシュカードもすべて取り上げられ、
実家に送られてしまいました。

母が、すべての給料の管理をしてくれたんですね。

 

わたしは昔から守銭奴と言われるくらい、
お金の管理には厳しかったのですが(笑)

そんなわたしでも無理でした。

 

今ではようやく自分で管理をしていますが、
カードは持たないどころか、
必要以上のお金も持たないようにしています。

 

少しでも違和感を感じたら、
迷わず認めてみて下さい。

わたしに相談してくれても良いですよ。本当に。

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