わたしは薬が嫌いです
「苦いから」とか、そんな理由で嫌いなんじゃあありません
副作用が怖いから・・・
わたしには、生まれながらにしてアトピー性皮膚炎があります。
幼い頃は、薬で対処していたんですが、
どんどん酷くなる一方・・・
酷くなったら強い薬・・・
その繰り返し。
でも一度、東洋医学のお医者さんに看てもらったところ、
すべての薬をやめさせられました。
それから数年間は、地獄でしたが・・・
この時、思春期まっただ中。
いやー。
本当に地獄でしたね〜
そして時期をみて少しずつ、漢方を処方してくれるようになってきて、
徐々に改善していきました。
30歳を超えてからは、
よほど凄まじいストレスがかからないと、
出てこなくなるほど、体質改善が出来ました。
離婚とかね(^_^;)
その東洋医学の先生曰く。
「あの地獄だった時は、西洋医学の薬を体から抜いている時期。
副作用かな。」
とのこと。
じゃあ東洋医学である漢方には副作用が無いのかというと。
実はそういうわけでも無いらしい。
「世の中に存在する『薬』と呼ばれるものには、
多かれ少なかれ、例外無く副作用は存在するんだよ〜」
とは、先生談。
ちょっと前置きが長くなってしまいましたので、
本題のカゼ薬に戻しますね。
カゼ薬の副作用
カゼ薬とは言っても、副作用はあります。
主な副作用はというと、こちら。
- 眠気
- のどの渇き
- からだのかゆみ
- 腹痛
- 下痢
- 体の発疹
- めまい
- 動悸
市販薬でも、お医者さんから処方される薬でも、
大なり小なりこの副作用があるでしょう。
カゼの初期段階だと体調悪化の恐れも!
会社員の人だと、カゼを引いたからといって
仕事を休む事が出来ない事もあるでしょう。
「カゼはひき始めが肝心!」
と、薬局に向かって、カゼ薬を購入する・・・
ちょっと待って下さい。
実はカゼのウイルスは、
カゼ薬では死滅させる事は出来ないんです。
市販されている風邪薬には、
色々な症状を抑えるための成分が入っています。
ひき始めの場合、逆にこれらの成分の副作用で、
体調が悪くなる可能性があります。
カゼがよけいに長引いてしまう可能性があるんです。
本格的なカゼにかかってしまった時なら、
これらの成分で、カゼの症状を抑え込む事は出来ます。
ですがこれも、死滅させるわけではなく、
苦しみを和らげるだけ。
苦しみを和らげて、食欲を戻したり睡眠を取りやすくしたり。
そうやって抵抗力を上げて、回復を早める手助けをするだけ。
結局は、体の回復力に頼るだけなんです。
カゼを治す最短の方法
では、カゼを早く治すためにはどうしたら良いのか?
いちばん良いのは、やっぱり昔ながらの方法。
体を芯までしっかりと温めて、
消化しやすく栄養バランスが良い食べ物を食べ、
しっかりと深く睡眠を取ること。
食事は、やっぱり和食にしましょう。
栄養バランスが取れていて、
消化も良い。
鍋料理も良いですね。
しっかりと温まることが出来ます。
ただ、一緒に鍋をつつく人たちに、
風邪がうつらないようには気を使って下さい。
逆にNGな食事はというと、
焼肉などのエネルギーがたまりそうな食事。
消化吸収が遅くなるので、
体力や免疫能力が低下してしまい、
逆にカゼが悪化してしまう可能性があります。
初期症状で、しっかりと休養を取ることが出来れば、
4〜5日で体調は元に戻るでしょう。
お医者さんはカゼ薬を飲まない
お医者さんに代表される医療従事者のほとんどは、
カゼをひいてもカゼ薬は飲みません。
その理由はさきほどお話しした通り、
カゼ薬はカゼを治すためのものではないから。
一度、市販のカゼ薬を見てみて下さい。
どの薬にも絶対に、
「風邪を治す」
なんて、一言も書かれていませんので。
- 熱を下げる
- 喉の痛みを和らげる
- くしゃみや鼻水を止める
と書かれているはずです。
いかがでしたでしょうか?
今の日本の人たちはみんな、
「カゼをひいたら、すぐに薬を飲まないといけない!」
と思っている人ばかり。
ですがどのような病気でも、
基本的には自然治癒力に任せるのが、
結局はいちばん良いんです。
普段は出来るだけ薬を飲まず、
ほんとうに大変なときにだけ薬を使う。
これが一番、効果を発揮することが出来ると思います。
ただそうすると、お医者さんや製薬会社が儲らないですけど(笑)
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