社会人になると、
敬語を正しく使わなければいけません。
当たり前ですけど・・・^^;
まだ社会人でなくとも、大学生のアルバイトなどでも
敬語を使う場面はもちろんありました。
「自分は大丈夫。今までも使っていてるし。」
なんて、油断していませんか?
ビジネスでの敬語となってくると
また意味が違ってきます。
正しい敬語を使えていないと、
仕事も上手くいかないかもしれませんよ~。
正しく敬語を使いたい!
初めての社会人生活。
学生の頃からは考えられない、歳の離れた先輩。
父親よりも年上の上司や取引先のお偉いさん。
正しく使わなければならない敬語。
緊張して正しい敬語が使えているか・・・
不安になってしまいますよね?
また、メールでやりとりする場合には、
漢字も正しく使う必用があります。
「頂く」「戴く」など同じように発音するのに
漢字が違うものもあります。
あなたはこの、「頂く」と「戴く」の違い、
ちゃんと理解して使えますか?
頂くと戴くの正しい使い方と意味
「もらう」の謙譲語が「いただく」とされています。
どちらの漢字も、基本的には同じ使い方をします。
では、違いはどこにあるのでしょうか?というと。
「頂く」は、常用漢字。
「戴く」は、表外漢字とされています。
よく分かりませんね ^^;
常用漢字とは、
政府が定めた、一般社会で使用頻度が高い漢字
です。
そして表外漢字は、使用頻度が低い漢字。
という事は、「頂く」でも、「戴く」でも、
どちらでも問題ないという事ですね!
ビジネスの場面で、相手から名刺を貰った場合は、
「名刺を頂いた」と表現するほうが良いとも言われています。
では「戴く」という漢字は、
いったいいつ活用すれば良いのでしょうか?
それは、目上の方から物を貰った場合など。
例えば、何か成し遂げたことがあって、賞なんかをもらった時。
「最優秀賞を戴いた」
といった使い方が出来ます。
「戴いた」という感じの方が、
より固い表現、より丁寧で品位品格が高い表現という事ですね。
具体的にはどう使う?
何となく意味は分かった。
では、実際にメールなどの文章で活用するには
どのように活用すれば良いのでしょうか?
いただくを漢字で表す場合は、
多くの人が「頂く」を思い浮かべるかと思います。
実際に、小学校で先に習う漢字も「頂く」の方です。
意味としては
- 大切にする・扱い敬う
- 食う・飲むの謙譲語
とされています。
- 先日、○○様から連絡を頂いた・・・
- お菓子を頂く(自分がお菓子を食べている)
のように、頂くには自分の行動を表したり、
飲食をするときに使うのが正しいとされています。
こちらの方が、出番は多そうですね。
では「戴く」は、どのような場面で活用するのでしょうか?
意味として
- ありがたく受け取る
- 「もらう」の謙譲語
とされています。
- 最優秀賞を戴く
- お土産を戴く(食べている状態ではなく、お土産を貰ったとき)
などの場合に、戴くという表現をします。
常用漢字ではないので、日常目にする機会は少ない。
ですが、目に見える物品を貰った場合は
こちらの表現を使った方が良いでしょう。
また
- ご覧いただく
- お越しいただく
などは、ひらがなの方が良いとされています。
決して面倒になって、ひらがなを使ったわけではなく、
正しい表現として、ひらがなを使っている場面です。
他にも、同じように発音するのに
漢字が違うものはたくさんあります。
ビジネスの場面では、漢字の間違えにも注意して
正しく使えるように少しずつ覚えていきましょう。
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