目やにが出た経験がある人は、
多いと思います。
というよりも、目やにが出たことがない人なんていないでしょう。
でも、目やにがたくさん出ると
目が明けづらかったりしますよね。
わたしも一時期、急激に視力が下がったときに、
目やにが毎日、大量に出た記憶があります。
毎朝毎朝、まぶたがぴったりとくっついてしまうので、
指で、目をこじ開けてました。。。 ^^;
そんな困った目やにですが、年齢を重ねてくると、
少しずつ増えてきていると、感じている人は多いんじゃないでしょうか?
今回は、高齢者の目やにや、その原因と対処法のお話をしたいと思います。
高齢者の目やにの原因は?
高齢者で目やにがたくさん出てしまう。
考えられる原因の中で一番多いのは、涙による目やにです。
涙嚢炎(るいのうえん)が原因で、目やにが多く出ることがあります。
涙嚢炎とは?
涙道が詰まってしまうと、涙嚢という涙道にある小さな袋が
細菌感染を起こしてしまいます。
目は赤く充血してしまい、鼻の辺りが腫れて痛みが生じます。
この涙嚢炎が原因で、涙が止まらず
目やにが出てしまうんです。
涙嚢炎の症状がひどくなってくると、
熱が出たり、顔の半分が腫れてしまったりします。
目頭を押すと、目から膿が出る場合もあります。
この症状は、加齢によって涙を排出する涙管が
細くなってしまう事が主な原因。
炎症や鼻の病気も、涙管を細くする可能性もあります。
目やにの症状がひどい場合には、
眼科を受診することが大切です。
症状が酷い場合には、
涙の排出を正常にするための治療や、
目やにの原因となっている治療を行います。
涙嚢炎の炎症を抑えるための内服薬や、
点眼を行う場合もあります。
手術によって、涙がスムーズに流れるように、
鼻涙管に針金を通したり、
涙嚢と鼻腔をつなげる事もあります。
想像をすると、ちょっと怖いですよね ^^;
目に負担をかけない目やにの取り方!
寝起きには、どうして目やにが溜まっているのか?
目を開けている時には、
まばたきと一緒に、目やには流れていきます。
就寝中は、まばたきをしないので、
目やには付いたままになってしまうんです。
高齢者や、寝たきりの人の目やにを取る際に
気をつけるべき点はあるのでしょうか?
目やにを取ってあげる際には、
清潔なガーゼとお湯を用意しましょう。
高齢者の方が、自分自身で取る場合にも
優しくガーゼで取る方法をオススメします。
もしも目やにが固まってしまっている場合には、
無理に取ろうとすると、皮膚への負担が大きくなってしまいます。
まつ毛も抜けてしまって痛いですし、
その部分から、細菌などに感染してしまう可能性も上がってしまいます。
お湯で湿らせたガーゼを、まぶたの上に置いて、
目やにを柔らかくしてから優しく拭き取って下さい。
温かい蒸しタオルなら、目のリラックスも出来ますので
もっと良いかもしれませんね。
目やにが固くなっていない場合は、
お湯に浸したガーゼを目頭から目じりの方向へ
ゆっくり拭いて目やにを取り除きましょう。
お湯に湿らせたガーゼを使う事で、
目の乾燥を防いで、皮膚への負担も少なくて済みます。
また、<こちら>でもお話している通り、
目やにも色々な種類があります。
目の病気が原因で目やにが出ている場合もありますので、
どんな目やにが出ているのか?
チェックをしましょう!
細菌の感染や、目の病気にならないように、
清潔なタオルを使って顔を洗うなどして、気を付けるようにしましょう。
まとめ
最近、目やにが酷くて目が明け辛い時がある。
高齢になり、目やにの量が増えた。
同居しているおばあちゃんが最近、
目やにがたくさん出て悩んでる。。。
年齢が原因の場合もありますが、目の病気の可能性も否定は出来ません。
もし!少しでも異常を感じたら!!
すぐにでも眼科で診察を受けるようにしましょう!
目の健康は、取り返しがつきません!!
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