傷を付けずに焦げ落とし!ステンレス鍋の洗い方や使い方!

洗濯や掃除

鍋を焦がすと、作っていた料理も台無し・・・

 

鍋の焦げはなかなか取れないし、

になってしまって、料理のたびに少し焦げてしまって・・・

 

 

ダブルショックです。

 

そんな鍋の焦げ、きちんとキレイに落とす方法

知りたくないですか?

 

 

焦げは、おいしく無いだけじゃなく、

体にも悪いもの。

 

ぜひ!ちゃんと焦げを落としましょう!

 

 

 

調理用具に使われる「材質」の特徴

 

 

まずは、一般的な鍋の材質の紹介から。

 

材質ごとで、使い方や、料理の内容が変わってきます。

 

 

❖アルミニウム

 

軽くて錆びにくく、加工がしやすい、熱伝導が良い、再生可能など、

様々な優れた特性があるために、鉄の次に多く使われている金属。

 

調理道具、特に「鍋」はアルミが主力です。

 

 

ただし磁性がないので、電磁調理器での調理は不可。

(最近、ステンレスとの多層構造で、電磁調理器に対応した製品も増加)。

 

 

柔らかく傷つきやすいので、磨き砂や金属たわしの使用は厳禁です。

 

食品の長期保存にも不向きです。

 

 

❖鉄

 

安いし、強い

加工もしやすいなど、優れた特性があります。

 

鍋類から包丁類まで、仕様用途は広いのが特徴。

 

 

鉄製の鍋は、主に中華料理、焼き肉などレストランや、

食堂などで使用されています。

 

 

近年は、健康のための鉄分補給という意味合いで、

家庭でも使用される事があります。

 

 

そして「鉄」の欠点は錆びること。

 

手入れを少しでも怠ると、すぐに茶褐色の錆がでてしまいます。

 

 

❖ステンレス

 

ステンレスはstain(錆びる)+less(否定)の名の通り、

錆びにくい金属です。

 

酸やアルカリにも強くて、衝撃にも強い。

 

 

ただ、熱伝導率が低く焦げ付きやすい

 

欠点としては、重く、油のりが悪いことです。

 

 

❖ガラス

 

金属と違って、溶け出す心配がないので安心。

金属臭のような、嫌な臭いもありません。

 

保存容器として最適です。

 

 

最近ではIH調理器対応の物もあり、

ガスコンロの直火にオーブン・レンジ、ハロゲンヒーターから

200ボルトのIH調理器まで、様々な熱源にも使う事ができます。

 

 

❖ホーロー

 

ガラス質の釉薬を、鉄に被覆して焼きつけたもので、

錆び・腐食に強い器物として、広く使われてきています。

 

食品の長期保管に最適です。

 

 

表面はガラス質で衝撃には弱く

火にかける場合には、急激な加熱や冷却は避けましょう。

 

底が平らな物は、電磁調理器にも使用できます。

 

 

 

ステンレスの鍋は、焦げ付きやすいようですね。

 

ウッカリと焦がしてしまった時、

できるだけ鍋を「傷つけず」「キレイ」に焦げを落とすには、

どうすれば良いのでしょう?

 

 

せっかく作った料理!焦がしたらもう食べられない?

 


焦がした鍋
 

料理をしていて「焦がしたな!」と気づいても、

底に焦げついた部分は、絶対にこそげ取らないでください。

 

 

ついついやってしまいがち。

でも絶対に!やめましょう。

 

焦げた嫌な味を、料理全体に広げてしまうからです。

 

 

そのかわりに火を止めて、慎重に焦げ目を避けながら、

できる限り多くの焦げてない部分を、他の器に移しましょう。

 

それを味見してみてください。

 

 

まだ少しでも焦げの味が残っていたら、

蜂蜜、砂糖、あめ色になるまで炒めた玉ねぎで、

和らげることができるかも。

 

豆乳を入れるのも効果がありますよ!

 

 

よく、

「焦げたものを食べると癌になってしまう!」

と言われてますよね。

 

でも、魚や肉の焦げ自体は、

毎日1トンくらい食べなければ癌の原因にはならない

と言われています。

 

一般的な人の、普通の食事の範囲内であれば、

焦げを食べてしまっても、慌てる必要はありません。

 

 

発ガン性があるのは、動物性たんぱく質の焦げだけ。

 

なので、米のおこげや、野菜の焦げ自体には、

ガンの心配はありません。

 

 

ま、身体に良くないことだけは、間違いないですけど ^^;

 

 

傷を付けずに焦げを落とす方法!

 


 

クリームタイプのクレンザーを、

ラップにつけてこすってみましょう。

 

少しの焦げくらいであれば、

簡単にスルっと取れてくれます。

 

 

けっこう焦げ付いている場合には、

焦げた鍋に湯を沸かして(焦げが浸る分量)、

重曹を入れて5分位煮ます。

 

そしてお湯を捨ててから、

柔らかいスポンジなどで洗ってみましょう。

 

 

気持ちいくらい、簡単に焦げが落ちてくれますよ。

 

 

頑固な焦げ付きの場合。

 

重曹を振りかけて、をかけます。

 

 

シュワシュワと泡がたち、しばらくしてからこすると良いですよ。

 

後は、シッカリゆすぎましょう。

 

ただし、強くこすり過ぎないように、注意してくださいね。

 

 

最近、わたしが100円ショップで見つけた『激落くん』という、

白いスポンジ状のもの。

 

これ、かなり良いですよ!

 

正直、重曹より落ちると思います。

 

 

本当にキレイに落ちるので、

自転車(ロードバイク)の掃除にも使っています。

 

今までは中性洗剤を使っていたんですけど、

正直、激落ちくんを使って水で落とす方が、

自転車がキレイになってくれます(笑)

 

 

ステンレス鍋の場合、

即効性がある手段だとがつきます。

 

時間があれば、レモン汁を使って、

柔らかいスポンジで洗います。

 

少し時間がかかりますが、

傷をつけずにしっかりと落とすことができますよ。

 

 

焦がさないための使い方やコツ!

 


ポイントを指差す女性
 

まず、調理方法を工夫してみましょう!

 

 

焦げやすい料理と言えば、

「カレー」や「シチュー」ですよね。

 

長時間煮込むものが多いです。

 

その調理方法を少し変えるだけで

「焦げ」を作ってしまうことが減ります。

 

 

カレーやシチューなどは、

具材だけの状態での煮込み時間を長く取り、

「ルー」を入れた後の状態では、

長時間の煮込みはしないようにしてみましょう。

 

 

「ルー」が溶けたら、もう火を止めて、

味が馴染むまで待ちましょう。

 

焦げる心配もなく、よく味が落ち着きます。

 

実際に、焦げつくのは「ルー」を入れた後が、

ほとんどなんです。

 

 

 

そしてもう一つの方法は、焦げない「鍋」にすること!

 

鍋の焦げ癖を無くすこと、とった方が良いですね。

 

 

水研ぎ用サンドペーパー800、1000、1500番、ピカール(300円位)、

重曹を用意します。

 

まず、今ついてるキズを800番で、

まんべんなく消していきましょう。

 

次に1000番で磨きます。

さらに1500番で磨いていきます。

 

 

その後で、ピカールで仕上げていきます。

布に少量のピカールを塗布して、まんべんなく擦っていきます。

 

 

徐々にツヤが出てくるのがわかるはず。

 

このツヤが、煮込む具材のすべりを良くしてくれます。

 

 

匂いが残るので『重曹』でキレイに洗い流しましょう!

 

重曹を入れた鍋に、熱湯を入れて混ぜてからしばらく置いて、

火傷しない程度の温度になったら、

柔らかい布などで洗ってください。

 

 

※この方法は、ステンレス鍋を磨くのに適した磨き方。

※具材だけの段階でシッカリ煮込む調理方法は、いろいろな料理にも

応用が効きそうですね。まずは、焦がさないように注意しましょう!

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