冬の生牡蠣、最高ですね!
瀬戸内海、広島の市場に行って。
その場で生牡蠣、そのまま食べる。
これ以上の贅沢って、あるんでしょうか?いや、無い!
でも。
食中毒にあたってしまうと。
これ以上の地獄はない!
というほどの、牡蠣による食中毒・・・
そんな牡蠣の食中毒、原因と対策を知って、
楽しく美味しく食べに行きましょう!
牡蠣の食中毒の原因
別名、海のミルクとも呼ばれているほど、
栄養価が高い牡蠣。
実は、この栄養価が高くなるメカニズムが、
牡蠣による食中毒の原因なんです。
牡蠣は毎日、300〜400リットルの海水を飲み込んで吐き出し、
濾過しています。
濾過をする時に、海水に含まれている色々な栄養素を
体内に取り込んで溜め込みます。
この、「色々な栄養素を取り込む」というのがミソ。
牡蠣の、あの何とも言えない絶妙な味は、
色々な栄養素が混じり合った結晶の味。
ですが!!
栄養素だけじゃなく、人体に有害なものも
吸収してしまっているんです。
その有害なものとは、
- ノロウイルス
- 有害プランクトン
- 大腸菌などの細菌
この3つ。
ノロウイルス。。。
あたってしまうと、下痢や嘔吐がとめどなく襲ってきて。
地獄のような苦しみを味わうという・・・
特に、牡蠣が原因の食中毒のほとんどが、
ノロウイルスが原因らしい・・・
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牡蠣にあたらない方法ってあるの?
無いです。
((((;゚Д゚)))))))
いえ、本当に。。
こちらのサイトでは、一般財団法人かき研究所なる団体に
電話で質問をしたところ、
「ない」
即答されてしまっています(笑)
まあ、「絶対に」と聞いてしまっているからなのでしょうけど・・・
でも、出来るだけ確立を低くする方法、
実は三つの方法を見つけました。
一つめの方法
海水を濾過しているという事は。
その海水が汚れている海域の牡蠣は、
必然的に、身体がキレイじゃない牡蠣という事。
この、キレイじゃない牡蠣を避けて食べる事が、
食中毒にならない対策の一つです。
一般家庭の排水が放流されている地域の牡蠣は、
ノロウイルスの含有量が多いというデータもあるようなので。。
二つめの方法
定番の加熱処理です。
メインの原因であるノロウイルスに限って言えば、
85度以上を1分〜2分、加熱すれば死滅します。
ですので、熱湯で1〜2分の加熱、180度以上の油で5分以上揚げる、
これで、ノロウイルス対策は大丈夫。
ノロウイルス以外の原因に対しては、
効果は低いのですが。
![生牡蠣](https://ping-jing.com/wp-content/uploads/2015/04/201504181831442.jpg)
三つめの方法
体調管理と気合いです。
魚介類はキツいので、体調が悪いとアレルギーが出る人もいます。
私も、寝不足の状態で出張に行き、生牡蠣を食べたら
少しジンマシンが出た事があります。
体調が悪い時には食べない。
体調が悪いときは、気持ちも弱っているので、
気持ちで負けない事も大切。
「あたるかも・・・?」
はい。あたります。
食べる時には堂々と。
楽しんで食べましょうね。
ただ、さきほど話したように、
100%食中毒にあたらないという方法はありません。
牡蠣にあたるか?あたらないか?というのは
あなたの体質によるものも大きいんです。
私は数年前、元妻と一緒に生牡蠣パーティーをしたんですが。
その翌日から数日間、妻はトイレから出てこられず。
トイレに寝泊まりしてました(笑)
でも私はというと。
普通に出張に行ってました。
ちなみに、これが原因で離婚をしたわけではありません。
その日の牡蠣と、あなたの体質が合うか合わないか?
それは時の運?なんでしょう。
ですので気にせずに、楽しく食べましょうね。
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