寒くなってきて、
だんだんと、お肌の乾燥が
気になる季節がやってきましたね。
保湿性の高い化粧水を使うと、
モチモチ感が続いて良かったりするのですが、
知人から
「市販の化粧品に入っている『グリセリン』が
肌に良くないらしいよ」
と聞いて、少し不安になってしまいました…
化粧品に含まれている「グリセリン」ってなんだろう?
- どんな物質なのか?
- 本当に体に悪いものか?
気になったので、色々と調べてみました!
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グリセリンとは?
「グリセリン」は、
油脂から得られるアルコールの一種で、
無色透明の甘みがある物質。
粘り気があって、保湿性・吸湿性に優れているので、
医療品や化粧品などに使われることが多いです。
あと、グリセリンの特性を活かして、
「食品添加物」として、
普段口にするものにも含まれています。
グリセリンの生成方法は、大きく分けて、
- ヤシなどの天然油脂由来のもの
- 石油などから合成されるもの
があります。
「油脂を加工して脂肪酸と分解された時」
に、グリセリンが得られるのですが、
逆に人間の体内では、
脂肪酸と結合して「中性脂肪」として存在しています。
化粧品に使われるものは、
天然由来のものが多いんですね。
グリセリン化粧水の効果?肌への影響は?
なぜ化粧品などに、
グリセリンがよく使われるのでしょうか?
グリセリンは水に溶けやすく、
「高い保湿性・吸水性」
を持っている物質。
水分を引き寄せる効果があるので、
混ぜることによって、
「保湿性の高い」アイテムが作れます。
化粧水だけではなく、
乳液やクリームにも使われています。
化粧品に混ぜることによって
- 肌を保湿させる
- 肌を柔らかくさせる
- 肌をモチモチしっとりとさせる
などといった効果が期待できます。
これからの乾燥が気になる季節には、
特に活用したい成分ですね♪
グリセリン化粧水には副作用があるの?
グリセリン自体は、もともと体内にも
「中性脂肪」として存在しています。
なので、そもそも危険性は高くない物質。
ただし!
「水分を吸収する」性質を持っているため、
原液、水分と混ぜていたとしても!
濃い濃度のものだと、
皮膚上の水分を持っていかれてしまうので、
肌トラブルの原因となります。
…が、通常使う化粧品には
そこまで濃い濃度で含まれていることはないので、
そこまで心配することはありません。
「手作り化粧水」を作る時に、
グリセリンが使われます。
でもその場合には、
「混ぜる量に気をつける&必要以上に入れない」
という事を意識すれば、大丈夫でしょう。
グリセリンは、
「軽い刺激性がある」とも言われますが、
きっとこのあたりが原因なのでしょうね。
もし、それでも肌トラブルとか出る場合。
化粧品に含まれている、
他の物質が原因になっている可能性が高いです。
グリセリン化粧水の使い方や注意点とは?
グリセリンの特性である「水分を吸収する」
という事を考えると、
いくら保湿性が高い化粧水だからといって、
「化粧水だけ」しか使わないのは考えものです。
化粧水だけだと、
含まれた水分が奪われてしまう
↓
せっかくのぷりぷりお肌が乾燥してしまう
ので、乳液やクリームなど、
「油分」を含んだ化粧品を併せて使って、
水分の蒸発を防ぎましょう。
乳液やクリームを使うことを「肌に蓋をする」と言いますが、
水分と交わらない、油分の性質を活かした
スキンケアになるんですね。
あと、先ほどもあげた、
「手作り化粧水」を使用するときの注意点。
グリセリンを混ぜる量に気をつけること以外に、
防腐剤を混ぜていない化粧水は
「保存状態に気をつける」
ことと
「早めに使い切る」
ことが大事です。
グリセリンそのものより、
「含まれた水分が劣化してしまう」
という事を注意しましょう。
漠然と「グリセリンは危ないもの!」と考えず、
ちゃんと知った上で使えば、
肌にとって高い効果が得られるものです。
上手に活用して、
これからの季節を乗り越えていきましょうね♪
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