「なにか悪いものでも食べさせたかしら?」
子供の胃腸炎は、とても厄介ですよね。
不安になるお母さんも、たくさんいらっしゃいます。
じゃあ、胃腸炎にかかった子供には
何を作ってあげるべきでしょうか。
お母さんの優しい愛情が詰まったハンバーグ!
・・・だなんて、当然NGですよね。
間違った知識を捨てて、きちんとした食事を
可愛い我が子に作ってあげましょう。
では、何がよくて何がダメなのか?
食事制限には段階があるので、順番に紹介します。
[ad#co-1]
第①ステップ
嘔吐が何度もみられるのは、始めの症状の特徴です。
その段階では、少量のお水でさえも全部吐いてしまうので、
4~6時間は何も与えないで、様子をみることが必要です。
実はこの「食べない」という事で、
しんどい痛みが緩和されるんです。
しんどいから、食欲自体きっと無いはずですが、
「何か栄養があるものを食べさせなくては!」
と思って、早とちりしないように!
気をつけてくださいね。
第②ステップ
吐き気がおさまってくると、顔色も変わってきます。
表情をきちんと見てあげて、少し元気を取り戻したら、
水分を少しずつ飲ませてあげましょう。
このときも、一気に急に飲ませるのではなく
10~15分ごとに、少しずつ飲ませてください。
下痢の時は、脂肪分の多い食品や、糖分が多い食品の他に、
冷たい食品も好ましくありません。
しんどい時はどうしても、
子供が食べたいものを食べさせてあげたくなる気持ち、
分かります。
でもぐっと堪えて!
大好きな甘いジュースも、
この時だけは我慢させてあげましょうね。
第③ステップ
だんだんと食欲が戻ってきますが、
この段階でも、まだ普通の食事は控えた方がいいでしょう。
やさしい味付けのスープがおすすめです。
お母さんのあったかいお味噌汁でも、
作ってあげましょうか。
でも残念ですが、にんじんやじゃがいもを
具材の中に入れる事は避けてください。
スープだけを飲ませてあげましょう。
1日様子をみて、症状が出ることもなく
「早くごはんが食べたい!」
と、元気な子供の顔に戻っていたら、ゴールは間近です。
このとき、喉をつるんと入るプリンやゼリーなら
大丈夫です。
これなら子供も、さらに食欲を取り戻しそうですよね。
第④ステップ
プリンやゼリーも問題なく食べることができたら。
さぁ!待ちに待った食事を食べさせてみましょう。
とはいっても、油断は禁物です。
元気を取り戻したからといって、
一気に豪華な料理をたくさん作ってあげるのではなくて、
少しの量からいきましょうね。
基本的には、薄い味付けです。
おかゆやおうどんを作ってあげると良いですね。
まとめ
以上の4ステップをクリアできたら、
1週間も経たないうちに治っています。
お母さんが子供に付きっきりで大変かもしれませんが、
可愛い我が子ですもん。
大丈夫ですよね♪
急な胃腸炎で困ったら、ぜひ試してみてくださいね。
コメント