自然災害が、世界でもトップクラスに多い日本。
とくにココ最近、各地で地震も頻発していますし、
火山活動が活発になってきています・・・
マスコミの報道では、
「日本人は、トラブルが起きても助け合う」
「民度が高い日本人」
のように、わたしたち日本人は、
どんな時でも礼儀正しくて冷静だと報道されています。
???ほんとに???
すべての事に対して冷静であるか?
と問われると、けっこう違う気もします。
特に、生活必需品にの買いだめは異常・・・
我先にと買い求めて、パニックを起こしてしまってますよね。
まあ、強奪などの事件が起きないので、
礼儀正しい方ではあると思うのですが・・・
実はいま、経済産業省が密か(?)に備蓄を呼びかけている商品があること、
御存知でしたか?
それは実は、「トイレットペーパーの備蓄」なんです。
記事タイトルに書いているので、
分かっていたかもしれませんけど。 (^_^;)
なぜ?トイレットペーパー?
水や食料品など、
他にも備蓄が必要な物はたくさんあるのに・・・
トイレットペーパー備蓄を政府が推進する理由
実は、日本のトイレットペーパーの生産地域、
静岡県に集中しています。
その比率、なんと4割!
静岡県、凄いですね。
静岡県に何かがあると、
トイレットペーパーが足りなくなってしまうかも・・・
m9(`・ω・´)っ ソレダッ!!
静岡県は今、地震の脅威にさらされています。
その地震とは、東海地震。
東南海地震とも言われますね。
東海地震が発生してしまうと、
大打撃を受けてしまう静岡県の産業が、
総崩れになってしまう可能性も!
ということは、主要産業の一つである、
トイレットペーパーの生産が追いつかなくなってしまう。
そんなトイレットペーパーは、
災害時のパニック商品の一つなんです。
とうぜん、お茶の供給も追いつかなくなってしまいます。
お茶の価格高騰も避けられませんね・・・
日本人の国民気質が影響
「TPパニック」ってご存知ですか?
そう。
「トイレットペーパー パニック」の略です。
日本では、災害が発生するたびに、
この「TPパニック」が発生しています。
ほとんど知られていませんが・・
それは、災害地域だけではなく、
その周辺地域や、離れた地域でも、
人ごとではないんです。
2011年の東日本大震災では、
東京などの首都圏だけではなく。
関西や九州、四国にまで、
物資不足の影響が出てしまいました。
なぜ他の地域でも、買いだめが起こったのかというと。
被災地の友人知人に送るためだけでなく、
不足しだした関東の友人知人に送るため。
そして、関西九州地域でも不足しだすと、
みんながパニックになり、自分の分の買いだめ。
不足の連鎖が始まってしまいます・・ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿アワワ
日本人は、災害に慣れすぎていて、
物資の不足が起こる事をしっています。
だから、物資買いだめのパニックが起こってしまうんです。
東海地震で不足の懸念と家庭での必要備蓄量
さきほど話したように、日本のトイレットペーパー、
約4割は静岡県で生産しています。
他の生活物資と比べると、日本生産での供給が90%以上と、
凄まじい比率ですね。
素晴らしい産業ではあるのですが・・・
静岡県はご存知の通り、完全に太平洋に面しています。
ということは、東海地震が発生すると、
モロに影響を受けてしまいますね。
あの「阪神・淡路大震災」の時でも、
被災者がいちばん困ったのはトイレ不足だったらしいですし。
そしてその原因の一端は、トイレットペーパーの不足。
食料不足も深刻な問題ですが、
清潔なトイレも凄く重要。
衛生面で問題が起きてしまいます。
感染症の恐怖も出てきますし・・・
東海地震が発生して、静岡県に影響が出たときには、
日本全体でのトイレットペーパー不足、
約1ヶ月も続くとの試算が出ています。
災害が起こったときに、
被災地以外では不要不急の買いだめの自粛が必要です。
そのためには普段から、
一ヶ月分のトイレットペーパー備蓄をした方が良いですね。
さあ。
ドラッグストアとスーパー巡りに行こうかな。
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