今さら聞けない暑中見舞いや残暑見舞い!返事は必要?文例は?

夏のイベント

初めて暑中見舞いが来た!

自分の方からは送ってなかった。。。
どうしよう。。。

 

 

な~んて。

社会人になってから数年も経ってくると、
後輩や部下が出来てきます。

今度は自分自身が、
先輩や上司という立場。

 

当然、今までは自分が送っていた
暑中見舞いや残暑見舞いを
受け取る立場に変化してきます。

事前に予想して、こっちから暑中見舞いを
送っている相手なら問題ありませんが、

中には、まったく思いもよらなかった人から
暑中見舞いが届く
こともあるでしょう。

完全なイレギュラーですね^^;

 

そんな時!
どんな対応をしたらいいのでしょう?

 

今回は、暑中見舞いや残暑見舞いのお返しマナーについて
お話ししたいと思います。

 

 

 

暑中見舞いや残暑見舞いはいつ?

 

 

そもそも、暑中見舞いや残暑見舞いって、

いつ送るのが礼儀なの?

 

決まりってあるの??

 

 

暑中見舞いや残暑見舞いを送らなければいけない日は

特に決まっていません

 

 

「あっついな~」

「そろそろ、涼しくなってきそうだな~」

 

こんな感じの時期に出せば、

問題はありません。

 

とは言っても、なんとなく基準は欲しいですよね。

 

 

暑中見舞い

 

暦で言うと、8月6日頃の立秋から18日前までが暑中と呼びます。

 

ですので、その間に送れば問題ありません。

 

 

感覚的には、梅雨が明けてから2、3週間を過ぎた辺りから、

お盆の一週間前くらいですね。

 

 

残暑見舞い

 

立秋(8月6日頃)〜9月の一週目までが残暑見舞いの期間です。

 

ただ、お盆の前に送られても、

 

「え?残暑??まだまだ暑さが絶好調!!」

 

って感じなので、お盆を過ぎたくらいに到着するようにした方が

感じは良いですよね。

 

 

暑中見舞いや残暑見舞い、返事は必要?

 


ポスト
 

 

暑中見舞いや残暑見舞い。

 

自分が予想していなかった人から来た場合、

この返事は必要なのでしょうか?

 

 

必ず必要とまでは言いませんが、

ちゃんと返事を返す方が良いでしょう。

 

大人のマナーです。

 

 

それも、だらだらと一週間後、二週間後にするよりも、

出来るだけ早めに送るようにしましょう。

 

相手への印象が良くなることは

間違いありません。

 

 

人によっては、

 

「喪中だから、暑中見舞いや残暑見舞いは送らない」

 

という人もいます。

 

 

が、これは間違い。

 

喪中に贈らない方が良いとされているのは、

喜びや、お祝いを表すもの。

 

代表的なところで言うと、年賀状ですね。

 

他には、初詣や、人によっては結婚式にも出ない

という人もいるでしょう。

 

 

暑中見舞いや残暑見舞いは、

お祝いではありません。

 

季節のあいさつですので、

暑中見舞いや残暑見舞いは失礼にはなりません。

 

 

あと、返事として暑中見舞いを送るからと言って、

お詫びや謝るような言葉は書かないようにしましょう。

 

謝るよりは、相手の方の健康を気遣うような言葉を入れること。

 

暑中見舞いや残暑見舞いは、あくまでも送る側の気持ち。

季節の挨拶です。

 

 

暑中見舞い・残暑見舞いの文例

 


手紙
 

 

では、暑中見舞いと残暑見舞いの文例を挙げてみましょう。

 

大枠としては、以下の5つに分けられます。

 

 

①冒頭、季節の挨拶

「残暑お見舞いをありがとうございます(残暑お見舞い申し上げます)」

 

②相手の安否を訪ねる一文

「炎暑が続き本当の秋が待ち遠しい毎日ですが、お元気でいらっしゃいますか」

 

③自身の近況を伝える一文

「私どもは、幸い皆元気に過ごさせて頂いております」

 

④相手の健康を気遣う一文

「残暑厳しい折り、どうぞご自愛くださいますようお願い申し上げます」

 

⑤日付

「平成◯◯年 盛夏」(暑中見舞い)

「平成◯◯年 晩夏」(残暑見舞い)

 

 

 

暑中見舞い:文例

 

暑中お見舞い申し上げます。

厳しい暑さの毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

私は少々この暑さがこたえておりますが、

なんとか元気に暮らしております。

暑さ厳しき折り、お体にはくれぐれもお気をつけ下さいますよう

お願い申し上げます。

まずは暑中お見舞いまで。

 

平成◯◯年 盛夏

 

 

残暑見舞い:文例

 

残暑お見舞い申し上げます。

立春とは名ばかりで、連日の厳しい暑さ、いかがお凄しでしょうか。

私の地域では、夕涼みができる川沿いの場所が御座いまして、

その場所で夕涼みを楽しんでおります。

残暑厳しい折り、どうぞご自愛くださいますようお願い申し上げます。

 

平成◯◯年 晩夏

 

 

まとめ

 


夏
 

 

最近は、メールやLINE、FacebookなどのSNSの普及で、

年賀状や暑中見舞いなどを

しなくなっている人も増えてきています。

 

 

ですが、暑中見舞いなどの挨拶、

大人としてのマナーがちゃんと身についているかどうか?

 

すごく大切なこと。

 

 

暑中見舞いや残暑見舞い、

気軽な挨拶の一つと考えてかまいません。

 

自分の無事を伝えて、相手の健康を気遣う気持ち。

 

メールやLINEでは伝えられないこの気持ち、

ぜひ送って見て下さいね。

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