祝辞や乾杯は上司に依頼?結婚式のスピーチ依頼のマナーとは?

結婚のマナーや服装

結婚式の披露宴では、

色々な人に、色々な事を手伝ってもらわなければいけません。

 

 

中でも主賓の挨拶や、乾杯の挨拶などは、

どなたにお願いするのか?

悩みますよね〜。

 

両家の兼ね合いや、自身の人間関係など。

 

考慮する点が沢山あって、

そう簡単に決めることが出来ません。

 

今回は、

  • どなたに?
  • どのようにお願いしたら失礼がないか?

を、お話したいと思います。

 

 

 

一般的な結婚式のプログラム

 

 

まずは、結婚式の一般的な流れをおさらいしましょう!

 

結婚式の流れ

  1. 新郎新婦入場
  2. 開宴および新郎新婦の紹介
  3. 主賓祝辞
  4. 乾杯
  5. ケーキ入刀
  6. 祝宴開始
  7. 新婦お色直し退場
  8. 新郎お色直し退場
  9. 新郎新婦お色直し入場
  10. スピーチ・余興
  11. 祝電披露
  12. 両親への花束贈呈
  13. 両家代表謝辞
  14. お開き

 

 

指揮によっては一部、順番が前後しますが、

主賓の祝辞と乾杯の挨拶、余興のところでスピーチがあります。

 

 

主賓の挨拶は、一般的には両家から1名ずつ。

 

でsが、両家を代表して1名ということも、

少なくはありません。

 

 

乾杯の挨拶は1名。

 

その他のスピーチは、両家でそれぞれ1~2名が一般的です。

 

 

最近では、招待客の負担を少なくするということで、

主賓の祝辞1名と、乾杯の挨拶1名とする結婚式も

増えてきています。

 

 

主賓の祝辞と乾杯の挨拶はどなたにお願いする?

 


結婚式のグラス
 

主賓は、招待客の中でも最も格が高い招待客。

 

ですので、招待客全員を代表して、

一番初めに祝辞を述べます。

 

 

会社の上司を数人ご招待する場合には、

役職が上の方にお願いするのがベストでしょう。

 

役職が同じ方がお二人いる場合には、

年齢が上の方へお願いします。

 

同年代であったり、判断が難しい場合には

直属の上司に相談するのが良いでしょう。

 

 

新郎新婦、それぞれの主賓どちらにも祝辞を依頼して、

準主賓クラスの方には、乾杯の挨拶をお願いする場合もあれば。

 

新郎側の上司に主賓の祝辞を、

新婦側の主賓には乾杯の挨拶をお願いするなどが、

一般的ですね。

 

 

特に決まりはありませんが、

日本の結婚式では、新郎側の招待客を主とする事が多いです。

 

 

親戚が多い披露宴の場合は、

  • 主賓の祝辞を会社の上司にお願いする
  • 乾杯の挨拶は叔父にお願いする

というケースが多いです。

 

 

依頼の仕方とお礼の仕方のマナー

 


お願いする女性
 

お願いする方が決定したら、

遅くとも披露宴の2か月くらい前までには、

 

  • 結婚することを報告する
  • 結婚式に出席していただけるか確認する
  • 出席していただけるようであれば、主賓としての
    出席と祝辞をいただけるか電話で確認する

 

などをします。

 

早ければ早いほどよいようですけど・・・^^;

 

 

同じ会社の上司であれば、

直接お会いして確認することが出来ますね。

 

 

承諾をいただいた後に、招待状とは別に、

祝辞を依頼するカードや手紙を用意します。

 

できれば、招待状や書面は手渡しし、

ご自宅へお伺いする場合は、手土産を用意されると良いでしょう。

 

 

お願いの方法も、

  • 直接お会いして打診
  • 直接お会いできない場合には、電話や手紙で打診

 

などがありますが、

後程、正式に書面にして依頼することには変わりません。

 

 

お願いした方が準備しやすいように、

  • 披露宴の規模
  • どんな雰囲気になる予定か?
  • スピーチの所要時間の目安
  • 話をしてほしい事、話してほしくない事

などを、事前にお伝えしておきます。

 

 

また、主賓の祝辞を両家を代表して1名だけにお願いする場合は、

その旨を事前にお伝えしておくと、

二人に向けての祝辞を用意して頂けるかもしれません。

 

 

乾杯の挨拶をお願いする場合も、主賓のお願いと同様に、

招待状を送る前、できるだけ早い時期に、

電話や、直接お会いして依頼します。

 

 

承諾して頂けたら、お願いしたかたが準備しやすいように、

スピーチの所要時間の目安等をお伝えします。

 

主賓の祝辞をどなたが行うかお伝えしておくと、

スピーチの内容が重ならないように出来るので良いと思います。

 

 

主賓の祝辞や、乾杯の挨拶をお願いした方には、

「御礼」または「御車代」として一万円程度のお礼をします。

 

現金の代わりに、商品券を引き出物の中に入れておく 、

という方もいらっしゃいますね。

 

 

主賓や、乾杯以外でスピーチを頼む場合に関しても、

披露宴の2か月前くらい、招待状をお渡しする頃までには

お願いをします。

 

スピーチがしやすいように、持ち時間や、

他にどんな人がスピーチをするのか?

 

また、話してほしい内容や、

話してほしくない内容があればお伝えします。

 

 

プログラムが決まったら、

「スピーチがいつ回って来るか、ドキドキして楽しめなかった!」

ということが無いように、

披露宴のどのタイミングで出番が回ってくるのかをお伝えします。

 

 

お礼に関しては、会社の上司や恩師であれば、

3,000円~5,000円程度を包みます。

 

 

友人にスピーチをお願いした場合は、

新婚旅行のお土産を奮発するなど、

品物でお礼をするのも良いでしょう。

 

お金の方が、喜ばれることは間違い無いですけど(笑)

 

 

私が受付をお手伝いした時は、

5,000円の御車代をいただきました。

 

 

後日、主賓や乾杯の挨拶をお願いした方などには、

御礼状を出された方が良いでしょう。

 

 

まとめ

 


結婚式会場
 

たくさんの周りの方の力添えによって、

結婚式や披露宴は成り立ちます。

 

そして、その式をきっかけに、

関係が深まる上司もいれば、

こちらの対応によっては、関係が悪くなる可能性もあります。

 

 

スピーチも楽しんでもらえるような気遣いをして、

今後、さらに良い関係を築けるように頑張りましょうね!

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