世界遺産に登録されてから、
ますます登山客が増えている富士山。
ニュースなどで見たりして、
登ってみたいと思った人も、多いのではないでしょうか?
果たしてその富士山。
どれくらいの時間?があれば、
頂上まで登ることが出来るのか、ご存知ですか?
「普段はとくに、身体なんて動かしてない。。。」
なんて人は、頂上まで登りたくても、
体力的には大丈夫?なのでしょうか。
今回は、
富士山を頂上まで登りたい!
って人に、時間配分を伝授しちゃいます。
最後の「まとめ」には、
わたしが初めて富士山に登った時の実録を書きました。
参考にして下さいね。
5合目から頂上までの時間は?もし1合目から登るとしたら??
富士山を登ると聞くと、
1合目から登るってイメージはないですか?
実は、わたしは思ってました。。。^^;
実は富士山は、5合目までは、
バスや車などで登ることが出来ます。
頂上は十合目なので、
五合目とは、約半分のところですね。
この五合目には、大きな売店などがあり、
初心者の人はこの五合目からスタートする人が多いです。
トイレに行くのは当然として、
「杖を忘れたっ!」
って人向けには、木の杖も販売されています。
特に初心者の方は、
この木の杖は絶対に買っておいて下さい。
始めは邪魔でも、後々にぜったい助かるんで・・・
そして時間ですが、
登頂平均時間は5時間〜7時間。
下山時間だと、3時間〜4時間と言われています。
「言われています」
と言ったのは、登山ルートはいくつかあって、
ルートごとでかなりの時間差が出てくるから。
5合目からのスタートで、初心者向けと言われているのは、
前回の記事でもお話しした「吉田ルート」です。
このルートは他の道に比べて登る人が多く、
山小屋も多いので、初心者でも安心して登ることが出来ます。
標高差約1450m、
往復の距離は約14kmの、この吉田ルートは
初心者には非常に人気のルート。
ですので逆に、自分のペースで登ることが出来ません。
それほど混雑しているので、
混雑が苦手な人は、時期や時間をずらしてみて下さい。
もしも体力に自信があったり、
普段から登山を楽しんでいる人は、
1合目から登るのも良いかもしれません。
その場合、「須山ルート」もオススメですね。
やはり、移動距離も長くなりますし
須走ルートだと、自分のペースで登れることがメリットです。
そしてこの須走ルートは、緑豊かで自然に囲まれています。
野生動物に会えたり、
高い山にしか存在しない植物を観察しながら、
楽しんで富士山を登ることが出来ます。
もしも時間に余裕がある場合は、
景色を楽しみながら、山小屋で一泊!
泊まりがけで時間を掛けて
富士山を堪能するのも、良いかもですよ。
ちなみにわたしは、初めて富士山を登った時は、
吉田ルートから登って、山小屋で一泊してきました。
楽しかったので、お勧めですよ。
登りと下りの時間配分や体力は?
富士山を登ろうと思っても、
普段からあまり動いてないサラリーマンのあなた!
体力に不安を感じるのも、当然と思います。
登ると決めたら、普段の生活の中でも意識して歩くなど
徐々に体力をつけておくことが大切ですよ。
わたしは、登山の一週間前から、
会社の階段を10階まで、
朝晩ダッシュしてました。
かな〜り、効きましたよ・・・^^;
もしも体力に自信がない場合は、
無理をしないで五合目から登って下さいね。
富士山は、登山を楽しめる余裕も欲しいですよね。
登山に向けての道具を買いに行くと
お店の人が相談に乗ってくれたりもします。
特に、登山靴や酸素は大切。
酸素は、「効果が無い」という人もいます。
でも、登山前日に仕事で徹夜してしまったわたしでも、
高山病にならなかったので、やっぱり効果はあると思いますよ!
(徹夜をするなよ!という突っ込みは無しで。。。^^;)
そして、登山靴は必ず、お店の人に相談して下さい。
登山靴は、普段の靴とは違います。
普段のスニーカーだと、どんな人でも少し大きめを履いています。
登山靴は、「こんなに?!」って思うほど、
少しピッタリ目じゃないと、
靴擦れを起こしてしまいます。
お店の人の目で選んでもらった方が良いですよ〜。
ちなみにわたしの友達は、バッシュ(いわゆるバスケットシューズ)
で登山して、血まみれになってしまってました。。。
吉田ルートなら山小屋も多いので、
ゆっくり休憩をしながら登れるので安心です。
たとえ足が血まみれでも(笑)
時間は登りが5合目スタートで
5時間〜7時間程度ですね。
人気の吉田ルートでは、6時間と少しが平均ですが、
混雑も予想されるので、7時間見込んでおいた方が良いかもしれません。
泊まりと日帰りでは?
富士登山を登りか日帰りかは、
あなたの目的にもよると思います。
せっかくの富士山。
どうしてもご来光を見たいっ!!
というのであれば、
山小屋で寝て、体力を回復させてから
御来光を見る方が、ゆっくり出来て感動するでしょう。
夜中にスタートして真っ暗な道を登るのは、
いくらライトを持っていても、少し危険。
富士山の山肌は、緑はありません。
岩がむき出しなので、やっぱり足下が危険です。
それに、夜中はまっくらなので、景色を楽しむことも出来ません。
早朝スタートでゆっくり登り、
帰りに温泉に入る日帰りプランでも、
楽しいですよ。
自分の目的と都合に合わせて
富士登山を楽しめるプランを立てましょう!
まとめ
ちなみにわたしは、初めて富士山を登った時は、
吉田ルートから登っての御来光でした。
プランとしては、
昼の11時に5合目から登り始めて、
7合目の山小屋に15時頃到着。
そして、山小屋で一泊。
夜中の12時に出発し、
頂上で見事、御来光!!
女性が7人、男性5人という大所帯だったのですが、
やっぱり、酸素を持っていない人はみんな、
高山病になって、8合目で諦めてました。
やっぱり、事前の準備は本当に大切ですよ〜。
富士登山、楽しめるようにプランを組んでみてくださいね。^^
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