日本にある風習の一つ。
「月見」という文化を代表する十五夜の月。
まん丸のお月様。
中秋の名月といったことも言われています。
しかし、意味や由来をきちんと説明する事が出来る人は、
少ないのではないでしょうか。
十五夜のお月様の事、あなたはちゃんと知っていますか。
子供に聞かれて説明できる?
満月を意味する十五夜。
月が新月から満月になるまで、
約15日かかるのが、十五夜という名前の由来です。
十五夜の時期にお団子を食べていると、
小さなお子様から
「なんでお団子食べるの?」
と聞かれて焦った事ってありませんか?
私は姪っ子に聞かれて、答えられませんでした ^^;
何にでも興味を持つお子様。
大切なその気持ちを、適当にあしらう事は出来ません。
あしらっても良いんですけど、
次からその子は、同じ人に質問をしなくなってしまうでしょう。。。
出来るだけ、きちんと説明してあげたいですよね~。
十五夜とは??
お月見や、中秋の名月とも言われる十五夜。
旧暦の8月15日に当たる満月の日のことを、
十五夜と呼ばれています。
旧暦ですので、毎年、その日は変わります。
旧暦の十五夜は、今では9月の半ばから10月の半ばくらいに当たります。
2015年は、9月27日。
2016年は、9月15日。
中秋とは、秋の真ん中という意味です。
秋のこの時期には、空気が冷たく乾燥しているので、
空が澄んでいて、月がハッキリと見えます。
この事から、中秋の名月と言われるようになりました。
満月ならいつでも良いわけではなく、
1年のうちで、最も綺麗に月が見える時期が「十五夜」なんです。
十五夜って、満月のイメージがありませんか?
旧暦は、月の満ち欠けで決めているので、
満月のイメージが強い。
ですが!!
実は、必ず満月とは限りません。
ズレがある場合の方が多いんです。
2015年は、9月27日。(満月は、9月28日)
2016年は、9月15日。(満月は、9月17日)
十五夜には、
サトイモやお米で作ったお団子を
月にお供えします。
この風習の意味は、秋の収穫への感謝の意味です。
サトイモやお米などが収穫される、実りの秋。
十五夜と同時に、収穫祭のようにお祝いの意味も込められているんです。
子供にわかりやすく説明する方法!
では、お子様に十五夜はどう伝えると分かりやすいのでしょうか。
一年のうちで、一番お月様が綺麗に見える日が十五夜なんだよ。
お月様を見ながら、お団子を食べようね。
これくらいシンプルに言うと、
お子様も理解してくれるでしょう!
「旧暦」とかいうと、昔の中国や、
暦の歴史まで説明しないといけなくなってきます。
「???」
ってなってしまうでしょう(笑)
お団子を食べる説明は。
お月様の力で、お米やお野菜が出来るんだよ。
だから、お団子も作れるんだ。
お月様にありがとうってお礼を伝える為に、
お団子をお供えするんだ。
お月さまにお供えした後に、お団子食べようね。
ここから、一緒にお団子を作るように
話の流れを作る事も出来ますよね。
ご飯を作ったり、家事を手伝うように仕向けることも出来ますし(笑)
十五夜の説明をきっかけに、
野菜やお米が出来ることの大切さや、
感謝の気持ちを理解させるきっかけになれば良いですね
ついでに、毎日のママのご飯にも、
感謝してもらいましょう!
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