最近は、お見合いとは言っても、
ラフなスタイルが多くなっています。
以前は仲人、お互いの両親同席…
と、しきたりに沿ったお見合いが行われ、
格式を重んじるご家族では今も行われています。
しかし、今では仲人を立てる程度。
しかも、段取りなどもシンプルなお見合いが
多いのが実態でしょう。
とは言っても、
そこには守った方が良いルールや配慮も必要です。
特に、見合いの相手が気に入らず、
お断りする場合は困ってしまいますよね…。
今回は、お見合いを進めて、すぐに直面してしまうお悩み事。
「断り方」に具体的に触れてみます。
仲人の役割や、事前の段取りなどには触れません。
格式張らない、「簡易な形のお見合い」をした際の
マナーを想定して話を進めます。
仲人がいる場合、いない場合、両方のケースを頭に入れて下さいね。
お見合いは遅刻しない!自然な表情を心がける!
時代は変わったとはいえ、仲人(仲介者)がいれば
事前にお相手の覚え書きや写真が手元に届きます。
それで「会ってみたい」となれば、
お見合いとなりますね。
まずはお見合いの際に注意すべき事について触れます。
お話しさせて頂くのは、
格式張った見合いであろうと、
ラフなスタイルのものであろうと、
共通のポイントとお考えください。
6つの注意点
- お見合い(デートと言い換えてもいいかもしれません)の時間には遅刻しない。
- 会話の端々にいちいち露骨な表情を出さない。表情はやわらかく、ナチュラルを心がける。
- 初回から相手のことに立ち入り過ぎた質問は避ける。
- 自慢話や宗教や政治に関する話題は避ける。「避ける」というより、厳禁です。
- 2人に共通の友人・知人がいる場合は悪口は慎み、「ほめる」こともほどほどにする。
- 相手をテストしていると誤解されるような質問は避ける。
「あれっ…」と思ってしまう瞬間
デートは、1回お見合いをして、
お互いに気に入れば2回目、3回目と進んでいくでしょう。
こうした場合も、注意したいマナーは
先ほどご紹介したようなことです。
お互いが相手のことを深く知るようになればなるほど、
2人の間に「タブー」はなくなるはずですね。
しかし、デートを重ねるうちに、
あるいはお見合い1回目の折に
「あれっ!…」
と思うことがあるのが多いものです。
「この人はちょっと違うかな?」
と思ってしまう瞬間です。
そして、こんな事が重なると、
お付き合いなどを、お断りしなければなりませんね。
でもなかなか、直接お断りをするのは難しい。
電話でも、やっぱりハードルは高いですよね。
「メールでお断りが出来たらなぁ〜」
「メールでお断りって、マナー違反?」
いえ。そんな事はありません。
メールでの連絡、伝言が当たり前になっている昨今です。
メールでお断りするのも、決してNGではありません。
仲人さんがいらっしゃる場合は、相手にメールで伝えた後、
仲人さんには直接きちんとご挨拶すれば良いでしょう。
でもやっぱり、一番良いのは、
直接お断りする事ですけどね〜。
メールでのお断り例文やポイント!
メールでお断りする際の内容は、
以下の2点を入れておきましょう。
- 時間を割いてもらったことへの感謝と、相手の幸せを願う文章
- 自分は貴方に不釣合いで、自分が至らなかった、などの文章
例文も載せておきますね。
例文
本日は貴重なお時間をいただき、
本当にありがとうございました。
とても楽しい時間を過ごすことができました。
ただ、実際にさまざまな事をお話させていただき、
○○さんはとても素敵な男性でしたが、
私がまだ未熟者のせいか、
価値観や考え方に違いがあるように感じてしまいました。
…今回は、お互いにご縁がなかった、
という事にさせていただければと思います。
…今後、素敵な出会いがありますように、心から願っております」
まとめ
お断りの伝え方は直接会って、
ということはなかなか難しいですよね〜。
ですから、メールで可。
「メールでは失礼では?」
と思われる方は、手紙でも良いでしょう。
内容に入れることは、
先ほどお話ししたようなことでメールと同様です。
たとえお見合いでも、「人をフる」という事は、
相当なエネルギーを使います。
優しい心の持ち主の方の場合、
罪悪感すら感じてしまう事もあるでしょう。
でも、「合わない」と思っている人と付き合って、
しかも結婚をしてしまうと、
先の人生、苦労する事は見えています。
そんな優しいあなたは、自身の心を守るためにも、
メールをうまく活用してみてくださいね。
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