日本には、何かの節目ごとに、
お餅をつく習わしがあります。
近頃では、特に何かの理由がなくても、
スーパーなどのお店に行けば、
いつでもお餅を食べる事が出来るようになりました。
それに自宅でも、小型餅つき機と称して、
電気で付く事も出来ます。
でも、いくら節目に関係なく、
お餅が食べられたとしても!
やっぱり臼を使ってつく餅は、一味違うんですよ〜
私の姪っ子が通っている保育園で、
「お正月にお餅つき大会をしよう」
なんて話が出ています。
最近の子は、お餅に特別なイメージがないので、先生の
「お正月におもち搗きをしましょう!」
の言葉を、子供たちは不思議に思ったらしく。
自宅に帰って来た姪っ子から、
「どうしてお正月につくの…?」
「明日じゃあいけないの…?」
と、聞かれました。
さあ、あなたは何て答えますか?
わたしは、ちゃんと答える事ができませんでした^^;
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餅つきをする由来や意味は?
お餅つきとなると、晴天が良いですね。
冬の寒い、晴天の中で行われる、
年の瀬に行われる餅つき。
日本古来から伝えられている、
12月の一大行事だと言えます。
餅つきという行事は昔から、
神様にお供えする為の行事と言い伝えられています。
ですが近年では、杵を使ってのお餅つきをするのは、
お正月の行事として行われていました。
元々、お祝い事がある日には餅つきを皆で楽しみ、
神様にお供えして、自分達も戴く、
お餅はとても神聖な食べ物とされていました。
お百姓さんが作った大切な食糧のお米。
その形は、白く円い事から、
霊が宿り神聖な食べ物とされているんです。
お餅は、つけばつくほど粘りが出るので、
食べる事で、体力が付くと言われ、
お祝いの席で食べるようになりました。
餅つきの由来を子どもに話してみよう
最近では、炊飯器でも簡単に
お餅をつく事ができるようにもなりました。
今の子供たちにとっては、
臼と杵での餅つきは、とても不思議に見えるでしょうね^^
そんな現代っ子達に、
臼と杵を使う餅つきについてお話するには…、
- 日本では昔から、
- 田んぼで稲を作って、
- お米を作り生活している事…。
そのお米を使って、日本の行事の大切な日に、
特別な食べ物として、臼と杵を使ってお餅をつくようになり、
大切な食べ物と言われて来た事…。
例えば、
- 三月には、ひな祭り…「ひし餅」。
- 五月には 単語の節句…「柏餅」。
と、何かの行事ごとにお餅をついて来た事を
お話ししてみてください。
まとめ
お祭りの時などには、お餅をついて
めでたさを振る舞う事もありました。
特にお正月は、一年の内でも、
いちばん大事な行事と言われています。
年末年始につく餅は、これからの始まる一年の
色々と大切な意味が入っています。
ちゃんと意味を知ってから餅つきをすると、
今までとは違った気持ちが込められて、
楽しくなってきますよね♪
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