お正月飾りは、たくさんあります。
門松をはじめ、
- しめ飾り・しめ縄
- 玉飾り
- 餅花
- 掛け軸
- 生花
- 鏡餅
- 羽子板
- 破魔矢
などなど・・・。
一般家庭では、しめ飾りと鏡餅、
お正月用の切り花を用意するくらいですよね。
鏡餅は、1月11日の鏡開きがあります。
でもしめ飾りって、
- いつ頃までに下げて?
- どうやって処分したら良いのか?
って、ご存知ですか??
また神様に関係するものなので、
御守のように神社に納めに行った方が良いのかな〜?
そんな、お正月を過ぎたしめ飾りの扱いについて、
お話ししましょう!
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お正月を過ぎたしめ飾り、どうしたら良い?
年神様をお迎えしたしめ飾り。
ですので、御守や御札のように、
ちゃんと神社でお焚き上げをしていただきましょう。
本来は、鎮守様(その土地の守護神)の「どんど焼き」で、
お焚き上げをしていただきます。
どんど焼きとは?
どんど焼きとは、左義長(さぎちょう)とも呼ばれ、
小正月(1月15日)を中心に、
14日夜ないし15日朝に行われる火祭りの行事です。
年神様をお迎えした、
正月飾りや書き初めなどを持ち寄って焼き、
年神様は、お焚き上げした煙に乗って天にお帰りになる
と言われています。
また、その火で焼いた餅や団子を食べると、
病気をしないとか。
書き初めの紙をこの火にかざして高く舞い上がると、
書道が上達する。
ともいわれています。
どんど焼きの日までに、
神社古神札納め所に納めに行く場合。
ビニール袋などに入れずに、半紙に包むなどして
納めるようにしましょう。
お仕事の都合でどんど焼きに参加できない。
または、どんど焼き前までに正月飾りを
神社に納めに行けなくても、大丈夫です。
年間通して、参拝される方が多い神社では、
1月15日を過ぎても、古札納め所に納めることが出来ます。
電話やホームページなどで、事前に確認してみてください。
自宅でできるしめ飾りの処分方法
![]( https://ping-jing.com/wp-content/uploads/2015/08/984f03fff45ae18d1330a14f9b505dfd_s.jpg)
神社に持って行けなかった、納められなかった場合は、
自宅で片づけることも出来ます。
その場合は、お清めをしてください。
用意する物は、
新聞紙か半紙、と塩。
まずは、新聞紙か半紙を広げてください。
そして、しめ飾りなどのお正月飾りを、
紙の上に置きます。
上から塩を、『左・右・中央』の順番に振りかけて、
お清めをします。
そしてそのまま、紙で包みます。
塩でお清めする際には、年神様へのお礼と、
「今年もどうぞ、宜しくお願いいたします」
という気持ちを込めるようにしましょうね。
無事にお清めができたら、
自宅の庭などで、お焚き上げ(焼く)をしてください。
その時にも注意点!
お神酒と塩で土を清めて、
清浄な炎で焼くようにしましょう。
焼く場所がない場合は、一般ごみとは別の袋に入れて、
ゴミの日に出します。
まとめ
![](https://ping-jing.com/wp-content/uploads/2015/08/0437b34b6a2cedb6e5cc57046eb13f13_s1.jpg)
都会にお住まいの方だと、
庭なんか 無い家庭がほとんど。
あっても、自治体で火が禁止されていたりするでしょう。
でも都会には、大規模な神社がたくさんありますので、
ちょっと探してみてください。
地方だと、庭付きだったり、
河川敷などでお焚き上げができたりもするので、
問題無いですよね。
年神様をお迎えしたしめ飾り。
去年の無事を感謝して、
今年の無事をお願いするためにも、
きちんとした処分をしましょうね!
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