年末は仕事がバタバタと忙しくて
毎年年賀状を出すのが
遅くなっちゃうんですよね。
今年はちゃんと元旦に年届くように
12月に入って気合を入れて、
一気に書いて全部投函したよ~♪
と達成感に満ちたところに、
大切な友人や上司から喪中のハガキが
届いたら・・・
ガーン・・・・・
ショックですよね。
しかも出してしまった年賀状が
幸せいっぱいの写真付きだったり、
はっちゃけた一言メッセージとか書いていたら、
もう最悪です。
いやいや、落ち込むのはまだ早い!
大丈夫!
ちゃんとフォローする方法がありますから!
さっそくご紹介しますね♪
すぐにお詫びの連絡を!喪中に年賀状を出してしまった時のおすすめ対処法
実は、そもそも喪中のはがきの意味は、
喪中の人が
「喪中なので、新年のご挨拶を控えます」
という意味なので、
受け取った側が年賀状を出してはいけないという
決まりはないです。
そうは言っても、
わざわざ喪中のハガキを送ってくれた方に対して
年賀状を出すのは控えるのが、
一般的には正しいマナーでしょう。
ということで、フォローの方法を紹介します。
方法1)すぐにお詫びの連絡を入れる
できればメールより電話が良いでしょう。
喪中を知らず年賀状を出したお詫び、
亡くなった方へのお悔やみの言葉を伝えましょう。
方法2)年明けに寒中見舞いのハガキを出す
年末までに相手に電話連絡が取れなかった。
喪中ハガキは受け取っていないが、
年を明けてから喪中だったと知った。
などという時には、松の内が開けてから
(1月7日~ですが地域によって違うこともあります)
寒中見舞いのハガキを出しましょう。
また年賀状を出した相手と、
あなたとの関係によっては
年末に電話でお詫びをしていても、
ハガキを出すと良いかと思います。
寒い日の中の相手の寂しさや、
健康を思いやる言葉を書き添えると
心のこもった寒中見舞いになります。
方法3)どうしても年賀状を届く前にストップしたい時
郵便局に行き「取戻し請求」という手続きをして、
郵便物を回収する方法があります。
本人確認資料と手数料570円が必要ですが、
窓口で相談してみてください。
心のこもったお詫びの書き方文例3選
さて、いざハガキを書くとなると
お詫びの文章ってなかなか難しいですよね。
やはりお詫びは礼儀正しく、が鉄則なので
フォーマルな文例3つをご紹介します。
【文例1】
寒中お見舞い申し上げます。
○○様ご逝去のこと、存じ上げなかったとはいえ、
年始状を差し上げてしまい、大変失礼いたしました。
遅ればせながら、
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
寒い日が続きます。
風邪などお召しになりませんよう
ご自愛下さい。
平成○○年 一月
【文例2】
寒中お見舞い申し上げます。
ご服喪の中とは存じ上げず、
年始のご挨拶を申し上げてしまい、
失礼をいたしました。
心からお悔み申し上げるとともに、
○○様のご冥福をお祈り申し上げます。
寒さ厳しい折から、
皆様どうか御身大切にお過ごしください。
平成○○年 一月
【文例3】※どなたが亡くなったかわからない場合
ご服喪の中とは存じ上げず、
年始状を差し上げてしまい、
大変失礼いたしました。
故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
時節柄、皆様お身体を
大切にお過ごしください。
平成○○年 一月
(出展元) http://hibinote.net/1280.html
ポイントは、
・年賀状を差し上げたお詫び
・故人のご冥福
・お体を大切に
の3つになります。
仲の良い友人宛で自分流に少し変えたい場合でも、
相手を思いやる気持ちの内容に
とどめるのがマナーです。
終わりに
喪中の相手に年賀状を出してしまった場合に
するべき3個の対処法についてお届けしました。
私は「郵便物取戻し請求」があるなんて
初めて知りました。
郵便はメールよりも時間がかかる分、
一呼吸おいてベストな対処法を
考えられることに気づきました。
お詫びの電話で、
お互いの声や気持ちを聞いたり、
思いやりのある寒中見舞いで
「雨降って地固まる」
のきっかけになることもあります。
あなたの落ち着いた対処で、
ぜひピンチをチャンスに変えてくださいね。
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