今の時代、当人同士が結婚を決めるのが当たり前。
とは言っても、ご両親への挨拶は欠かせませんね。
形式張らない「自然体」で通すのもいいのですが、
やはりそこには最低限のマナー、一般常識、
というものがあります。
挨拶するために、ご両親の実家を訪ねる際、
手土産はどんなものを持参すればいいのか?
「のし」はつけるべきなのか…?
そこには古来、日本人が身につけてきた、
「真心を込める」
という生活習慣が息づいています。
現代人も、その一部を引き継いでいます。
結婚相手のご両親に対して、失礼にならない程度の
基本的なマナーを、今回はお話ししましょう!
心のこもった品物選びを!
結婚の挨拶をするような場合の手土産は、
一般的には、お菓子やお茶などを選ぶことが多いです。
もちろん、事前に結婚相手の彼女から
「ご両親は何が好きなの?」
とリサーチをしておくことは必須でしょう。
常識の範囲内の品物なら、そうした物を迷わず選ぶべきですね。
※お菓子は和菓子、洋菓子どちらでもOK!
私は慶事を含め、
「気持ちのこもった贈り物を選びたい」
と考えることが多いです。
そういう時には、お菓子などはなるべく、
「高級品」や「全国的なもの」よりは、
地元のもので、品質が良いもの
を選ぶように心がけています。
こうした配慮は、
現在、政府が進める「地方創世」に
かなうセレクトにもなりますね。
ちょっとした心配りや、センスの良さをアピールする、
絶好のチャンスでもあります。
事前のリサーチが重要!
![カフェデートするカップル](https://ping-jing.com/wp-content/uploads/2015/06/20150603205448-2.jpg)
お茶も、種類はさまざまです。
彼女からの事前調査でわかった、
好みのお茶の種類や銘柄のものなどを選んで持参すると、
将来のお父様(義理の父)からは、
「おっ、この男は気が効くね」
となること請け合いです!
そして、お母様(義理の母)を味方につける事も大切です。
どんな家庭でも、やっぱり女性が実権を握っています。
ですので、お母様が喜んでくれる品物を選ぶ事も大切。
お茶に合う和菓子や、高級カステラなんかが、
良いんじゃないでしょうか?
どんな時も、演出過剰は嫌われますが、
誠意と敬意がこめられた贈り物は歓迎されるでしょう。
手土産にのしは必要なの?
![悩むカップル](https://ping-jing.com/wp-content/uploads/2015/06/20150603205448-1.jpg)
「のし」はつけなくても可です。
「のし」は元々、「のしあわび(鮑)」がその起こり。
古来、めでたい贈り物にあわびを添えた、
というエピソードがあります。
のしは、「寿命が延びる」などという意味で、縁起物です。
現在はあわびの代用として紙が使われ、
慶事の贈り物に付けます。
紙となったのしは、普通であれば必要ありません。
しかし、
「少しでも丁寧にやりたい!」
「いい印象を付けたいっ!」
という気持ちが強いのでしたら、付けてもよいでしょう。
その場合には、「飾りのし」という、
主に結婚の贈り物に添えられるものにするのがマナー。
手土産は、のしを付けた場合は
特に梱包には気を使った方が良いでしょう。
その場合には、日本古来から伝わる風呂敷が最適です。
風呂敷の種類は、
落ち着きのある色と柄のものを選び、
それに包んでご両親宅を訪問しましょう。
どうしても風呂敷が用意できない場合には、
購入先で丁寧に包装してもらい、紙袋に入れて持参、
でも差し支えありません。
まとめ
![カップルのハイタッチ](https://ping-jing.com/wp-content/uploads/2015/06/20150603205448.jpg)
結婚相手、妻となる女性の両親と初めて会う時には、
出来るだけ良い印象を付けたいものです。
それだけで、将来の付き合い方が変わってきます。
なんてったって、数十年は付き合わなければいけませんから(笑)
特にお父さんには、
喜んでもらえる手土産を持っていくだけで、
結婚を許してもらえる確率は高まるでしょう!
将来、長く可愛がってもらうためにも、
頑張ってくださいねっ!
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