人と会う時の第一印象って、とても大切なものですよね。
特に結婚。
妻となる方のご両親への印象は、
第一印象で決まると言っても、過言ではありません!
結婚を決めると、まずは彼女のご両親宅(実家)に訪問します。
当然、手土産を持参して。
でも、その手土産って、いつ渡すべきなんでしょう?
そして、何か言葉を添えるべきなのか?
贈る品物の向きは?
どんな人も、人生の中で、最初で最後の経験。(たぶん ^^;)
しかも緊張感タップリですから、
失敗をしがちです。
でも、事前に基本的なマナーを学習しておくことで
落ち着いて、失敗を最小限に抑えることができるでしょう!
今回は、こうした場面での基本的なマナーをご紹介しましょう。
誠実な人柄を表現する
私も、とりあえず一度、経験したことですが、
初めて彼女のご両親宅を訪問する時ほど、
緊張するものはありません。
それこそ、就職試験での面接なんて、
比較にならないほどの緊張感です。
もうだいぶ前のことなので、すっかり忘れてしまいましたが、
訪問が終わるまではずっと、
緊張でガチガチだった事だけは、
はっきりと記憶にあります ^^;
でも心配はご無用!
緊張はしていても、
ちゃんとあなたの誠実な人柄さえ表現できればOKです。
特にお父さんは、人柄を見ています。
将来性があるのか?
考えがしっかりしているのか?
なども判断材料にはされますが、
誠実さは、何よりも武器となります。
あとは、最低限のマナーを知って、実行して下さいね。
手土産の選び方や相場は?
手土産の相場は、
3,000~5,000円の予算で選ぶのがベストです。
一般的なお菓子類(和菓子・洋菓子)、その他を
事前のリサーチを踏まえて選びましょう。
あなたのセンスで選んだ、
真心をこめた品物を贈ります。
注意しなければいけないことは、
訪問する相手宅の近くで購入したりと、
手抜きバレバレはしないこと!
気持ちがこもらないだけじゃなく、
大変な事になっていまいます。
手土産は、風呂敷に包むか、あるいは紙袋に入れた状態。
そのいずれかです。
風呂敷で包む場合には、
蝶結びなどのように結んでしまうのではなく、
ふくさを包む時のように、折り重ねて包み込みます。
しかも、和服の衿合わせと同じように右側を上に重ねるんです。
手渡すタイミングはいつが良い?
手土産を渡すタイミングは、
玄関先ではありません。
部屋に通されて、挨拶が終わった時がベストです。
渡す際には、
「おいしいと評判なので召し上がって下さい」
や
「お好きとうかがいましたので」
など、率直な言い方が良いでしょう。
始めから大げさに言ってしまうと、
あとでつじつまが合わなくなってしまいます。
それに、誠意にかけますからね(笑)
少し格式張ったお宅の場合は
「ささやかなものですが」
といった表現が、ベターではないでしょうか。
一昔前までの日本では、
「つまらないものですが…」
という枕ことばが多用されました。
ですがこれは、消極的な表現なので、
最近は好まれません。
こうした言い回しは、避けられる傾向にあります。
・相手のご両親はよく観察しています
贈り物の向きは、
パッケージの正面側を相手側に向けて
渡して下さい。
そして、手土産を入れてきた風呂敷や紙包みは、
手早く自分のカバンなどの中に隠しましょう。
時折見受けられる光景ですが、
「紙袋に入れたまま手土産を渡すのは失礼」
にあたります。
気をつけましょう。
相手のご両親、特に女親というのは、
そうしたあなたの行動を、よく観察しているものです。
常識的な礼儀や作法は、
いつでも実行出来るようにしておく事が大切です。
そして物事は、第一印象が肝要です。
末永いお付き合いも、
第一印象で左右されてしまうことが多いものです。
まずは第一印象、頑張ってみて下さいね!
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