最近は芸能人の方の影響もあり、
妊活に取り組んでいる方も少なくありません。
ただ、実際に妊娠ができても・・・
実は初期のうちに、
約15%の方が流産をしてしまっているんです。
でもこれは、
ママのせいではない繋留流産である事がほとんど!
にもかかわらず、
悩んでしまう方もたくさんいらっしゃいます。。。
今回は繋留流産について、説明していきます。
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繋留流産って何?
繫留流産とは、赤ちゃんが、
染色体異常などの原因により、お腹の中にいる状態で
亡くなってしまっていることを言います。
妊娠が発覚して病院に行ってみたら、
実は繋留流産している、
ということが、検査で分かったりします。
時期としては、だいたい妊娠6~7週頃に確認されます。
その頃には、通常妊娠をしていれば胎児を確認することができ、
また、心拍も確認することができるはず。
ですが、それができないことで繋留流産が発覚します。
痛みや出血などの自覚症状があれば、
すぐに病院へ行くなどの対処ができるかもしれません。
ですが、自覚症状がない場合がほとんどなんです。
それに、初期流産は先天的である場合が多いので、
赤ちゃんを助けることは難しいでしょう。
繋留流産がわかったら手術を!
流産がわかった場合には、手術が必要になります。
自然に外に出てくる場合もありますが、
放置しておくことは、大量出血などの危険があるため、
『子宮内容除去手術』を行うことになります。
たいていの場合、繫留流産と診断されてから、
1週間前後で手術を行うことになります。
手術は局部麻酔か全身麻酔を使って行われて、
入院を伴う手術になるんですが、
手術時間は10分程度と、短い手術。
あまり心配する事はありません。
手術費用は、産婦人科によっても差はありますが、
保険が適用されて、5~10万円程度と少額ですので、
大きな負担にはならないでしょう。
繋留流産の手術後は?
手術後は当然、出来るだけ安静。
自分で動けるようになってきたら、退院になります。
そして退院後も、なるべく安静に過ごしましょう。
1週間程度で出血も治まりますが、
それ以降も出血が続く場合や、もし大量出血があった場合には、
迷わず病院へ行ってください!
そして繫留流産をした後、一番に気になるのは、
やっぱりその後の妊娠だと思います。
すぐの妊娠は、体の負担や胎児が育つ環境などを考えて、
しばらくの間は避けるようにしてください。
期間にすると、
6か月程度は妊娠しないようにした方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実は、繫留流産を経験される方は
意外に多くいらっしゃいます。
30代女性では約30%の女性が経験する
とも言われています。
流産をしてしまった方は、
どうしても自分を責めてしまいがち・・・
ですが、繫留流産の場合は、
母体を守るために必要な流産であることがほとんど!
悲しむばかりでなく、
『赤ちゃんがママの体を守ってくれた』
と思って、母体を守ってくれた赤ちゃんに感謝をして、
また会いに来てくれることをゆっくり待ちましょう。
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