クリスマスリースって、
たくさん飾りたくなっちゃいます!
大きなツリーに、イルミネーション。
クリスマス・リースに・・・
「でも、クリスマス・リースって何?」
「クリスマスは冬なのに、どうして秋の松ぼっくり?」
今回は、そんな疑問にお答えしましょう。
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クリスマス・リースの由来って?
『クリスマスリース』には、
「永遠」という意味があります。
あの丸い形は、終わりの無いエンドレス・・・
つまり、
「生命や幸福がいつまでも続くように」
という願いが込められているんです。
リースの由来は、様々な説がありますが、
古くは古代ローマと言われています。
❖グリーンは「作物の繁栄」、
赤い実は「太陽の光」。
「リボン」や「ベル」などは、
「魔除け」の意味が込められています。
❖他の説では、
リースに使われている「モミの木」「柊の葉」は、
イエス・キリストの被った茨の冠、
「受難」を意味しています。
赤い実は、「流した血」として飾られています。
また、松ぼっくりや麦の穂、
リンゴなどの作物に関するものは
「収穫」の象徴。
中でもリンゴは、寒い冬に保存ができる上、
栄養のある作物で、常緑樹に吊し、
神へのお供えとして使われていました。
用途としては、葉に殺菌作用と抗菌作用のある
常緑樹を玄関に飾って、
「魔除けにしたというもの」
と
「豊作を願って玄関を飾る」
という意味。
日本での「しめ縄」のような役割であった、
というのが最も有力とされています。
『クリスマスリース』にも、
いろいろな説があるんですね~!
最近では、気軽に作れて飾ることができるリースは、
趣味として自分で作ったり、プレゼントしたりと、
人気が上昇中なんです。
どうしてクリスマスリースに“松ぼっくり”を使う?
❖「松ぽっくり」を使う由来
およそ2000年の昔、
ユダヤの国にマリヤという娘がいました。
マリヤは大工ヨゼフの許婚。
ある日、天使ガブリエルが現れて、
「いずれ人々の救い主になるイエスを身ごもった」
という事を、マリヤに伝えます。
ローマ皇帝のいいつけにより
故郷ベツレヘムへ戻ったマリヤとヨゼフ。
やっと見つけた馬屋で
マリヤは男の子を産みます。
そう、これがイエス・キリストです。
産んだマリアとは、聖母マリアのこと。
その頃、天使の予言を聞いた羊飼い達が馬屋を訪れ、
イエスの誕生を、人々に伝えます。
同じ頃、3人の賢者が星の導きで、
イエスを探しに、エルサレムへやってきました。
ユダヤ王ヘデロは、救い主が生まれたと聞き、
3人の賢者を招き、イエスの元へ案内するよう命令します。
ですが3人の賢者は、夢に現れた天使の言葉通り
ヘデロ王に伝えず故郷に戻ってしまいます。
同じ天使がヨゼフの夢にも現れ、
エジプトへ逃げるよう伝えます。
ヨゼフとマリヤとイエスは、
天使の言葉に従って、エジプトへ逃れました。
ヘデロ王は、2歳未満の男の子を
すべて処刑してしまいました。
恐ろしい。。。
この話では、もみの木は出てこないのですが、
別のお話しがあります。
マリアとヨセフが逃げている時に、
大きなもみの木が、まるで
「こちらに隠れて」
と言わんばかりに、
モミの実のついた葉で覆い隠してくれます。
そして助かり、無事にキリストが生まれた、というお話。
そして、勇者のモミということで
「松ぼっくり」を飾るようになった、という事です。
このお話だと、逃げた後にイエスが産まれています。
どっちなんでしょう? ^^;
まとめ
また、「リース」には、
緑の輪飾りの上部には、赤い実をつけたヒイラギやベル、
赤いリボン、松かさなども飾ります。
そして、古代オリエントでは、
松に変じたアッチスという豊穣神が崇拝されていた事から、
松の枝と松かさは豊穣多産の象徴として、
各国で飾りものとなったという事です。
理由は、どうあれ“松ぼっくり”のリースは
素敵だから良しとしましょう!
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