大人になってからかかると、
かなりしんどい病気と言えば・・・!
水ぼうそうをはじめとして、はしかや風疹などの、
通常であれば子供の頃にかかっておく病気…。
大人になってかかると本当に辛いんですよね!
今回は「おたふく風邪」についてお話ししましょう。
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おたふく風邪とは?
おたふく風邪は、
正式名称「流行性耳下腺炎」と呼ばれる病気。
ムンプスウイルスというウイルスに感染することで
発症します。
症状が現れるまでには、
2~3週間の潜伏期間がありますが、
感染力が弱いため、感染しても症状が出ない場合もあります。
3~10歳の子供に最も多くみられ、
くしゃみや咳などでの感染が多いです。
おたふく風邪の症状は?妊婦のリスク
耳の下、頬の後ろ、顎の下に腫れが見られ、
一般的には、片側から腫れ始めます。
その後、1~2日で両側が腫れますが、
片側しか腫れないケースもあります。
最初の1~3日間は、腫れている方の耳下腺部が痛みます。
ひどくなると、
食べ物をかんだり飲み込んだりするのが難しくなります。
この腫れは、1週間~10日間でおさまります。
また、発熱などの症状も見られます。
これにより、頭痛や腹痛なども併発して起こることがあります。
妊婦でおたふく風邪の治療方法
症状は子供のものとほとんど変わりませんが、
高熱が出る可能性が高くなります。
人によっては、40度を超えることもあり、
この高熱により様々な症状が伴うことがあります。
男性…
精巣炎、睾丸炎などの生殖器に
ダメージを受ける可能性が高くなり、
男性不妊になることも!
女性…
卵巣炎などの可能性はありますが、
男性と違い、不妊になる可能性は7%程しかありません。
その他合併症…
骨髄炎、心筋炎、膵炎、肝炎、難聴、甲状腺炎、溶血性貧血など。
「子供がかかる病気だから・・・」
なんて軽く見ていたら、大変な目に合う病気なんですね!
子供がおたふく風邪にかかって看病する場合は、
十分に注意してください。
初期症状が出ていなくても感染している可能性が高いので、
早めに病院で見てもらうのも良いかもしれません。
しっかりと予防しよう!
おたふく風邪の最も効果的な予防法は、
やはり予防接種を受けること!
予防接種による予防率は90%とも言われており、
仮に感染したとしても、症状が軽く済むことが多いです。
もし、まだおたふく風邪にかかっていないようでしたら、
予防接種を受けるのが効果的でしょう。
また、普段から免疫力を下げないように、
- 規則正しい生活をする
- 十分な休息を取る
- 子供の多い所や人ごみに行く時などはマスクをする
などの対策もしっかりと取りたいですね!
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