初夏の一大イベントと言えば?
七夕ですねっ!
七夕が近づいてくると、
街中に願い事が書かれた短冊が飾られている、
笹が見られるようになってきます。
笹の葉を飾る七夕。
この飾りって、どんな意味があるの?
いったいどんな由来があるの?
子供に聞かれて答えられないと、
少し恥ずかしいですよね^^;
今回は、そんな七夕の由来や飾りの意味を
子供でも簡単に理解が出来るように、
お話ししたいと思います。
七夕の由来は何だろう?
毎年、7月7日は七夕の日。
色とりどりの願い事を書いた短冊や、
さまざまな飾りつけをしている七夕。
初夏の節句の一大イベント。
この七夕の由来には、諸説あります。
有名なのは、織姫様と彦星様のお話ではないでしょうか。
琴座のベガと呼ばれている織女星は、
裁縫のお仕事。
鷲座のアルタイルと呼ばれている牽牛星は
農業の仕事をつかさどる星だと
考えられていました。
この二つの星は、旧暦の7月7日に天の川をはさんで、
もっとも光輝いているように見えるのです。
この事から、古代中国では旧暦の7月7日を、
一年に1度のめぐり逢える日だと考えて、
この七夕のお話が生まれたのです。
日本ではいつから、始まったのでしょう
![織姫と彦星](https://ping-jing.com/wp-content/uploads/2015/04/20150401202632-1.jpg)
七夕のお話が日本に伝わったのは、
平安時代だとされています。
宮中行事として行われていた七夕。
宮中の人々は、
桃や梨、なす、うり、大豆、干し鯛、アワビなどを供えて
星を眺めていたそうです。
サトイモの葉にたまった夜つゆを、
天の川のしずくと考えて、
その夜つゆで墨を溶かし、梶の葉に和歌を書いて
願い事をしていました。
七夕の風習が、庶民に広まったのは江戸時代。
節句として全国的に行われるようになりました。
果物や野菜をお供えして、
習い事の上達などをお願いしたのです。
この頃から緑、赤、黄、白、黒の
5色の短冊に願い事を書き、
笹の葉に短冊を飾るようになりました。
その後、再会という願いを果たす、
織姫と彦星の物語にちなんで。
さまざまなお願いごとを書いて飾るという、
現在のようなイベントに変化していった、
と言われています。
笹には、パワーがたくさん入っているとも、
言われています。
このことからも、笹に飾りつけするようになったと言われています。
笹の葉の短冊以外の飾りの意味
![](https://ping-jing.com/wp-content/uploads/2015/04/20150401202632-2.jpg)
短冊意外にも笹の葉を彩る飾りにも、
それぞれ意味があるんです。
短冊にも
願い事がかない、字が上手になりますように
といった意味が込められています。
この網の飾りである「投網」には
豊漁になりますように
といった意味が込められています。
他にも、色々な飾りや、その意味があります。
七夕飾りの意味
- 紙衣 : 女子の裁縫の腕が上がるように
- 巾着 : お金が貯まりますように
- 屑籠 : 整理、整頓、物を粗末にしないように
- 吹き流し : 織姫のように機織が上手になりますように
- 千羽鶴 : 家族が長生きしますように
これらの意味を考えながら飾るのも
けっこう楽しいもんですよ。
子供にお話ししながら、
楽しく飾り付けをしてみて下さいね。
7月7日に向けて、街を彩る飾りつけ。
七夕の願いごとが叶うように、
思いを込めて飾りつけしたいですね。
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