春になると、背中に広がった痒みを伴う湿疹・・・
毎年恒例の、花粉によるアレルギーかと思い、
アレルギーの薬を飲み、塗り薬も塗っても、
なかなか治ってくれません。
そういえばここ一年、
引っ越しや転職など、環境の変化や、
プライベートで非常にストレスに感じることがありました。
もしかして!
ストレスが影響してるのかも・・・?
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ストレスによる肌荒れやかゆみ
肌が受けるストレスには、精神的なものだけではなく、
- 紫外線
- 空気の乾燥
- ほこり
- たばこの煙
- 摩擦
などの外的ストレスと、
- 疲労
- 食生活の乱れ
- 睡眠不足
- 人間関係
などの精神的なストレス
大きく2通りあります。
○活性酸素による肌のダメージ
活性酸素とは、
酸素を利用してエネルギー代謝を行う過程でできるもので、
通常の酸素と比べて、酸化する力が強いです。
通常、体内に侵入したウイルスや細菌を退治する
という役割がありますが、
必要以上に増えてしまうと、
細胞を酸化させて老化を加速させるほか、
細胞の炎症を引き起こす、
といわれています。
紫外線などの外的ストレスも同様ですが、
ストレスは、過剰な活性酸素の引き金になる、
といわれています。
○自律神経の乱れ
自律神経系は、
身体の免疫系や内分泌系(ホルモンなど)と
大きく関わっています。
ストレスによって自律神経が乱れると、血行が悪くなって、
肌に酸素や栄養があまり行き渡らなくなったり、
ホルモンバランスにも悪影響を与えてしまいます。
そして、肌の水分と油分のバランスを崩してしまい、
肌のバリア機能が低下することで、
ニキビや湿疹を引き起こすことがあります。
全身にでる湿疹の原因
蕁麻疹(じんましん)
一種のアレルギー反応で、通常は半日以内に収まります。
主な症状は、
突然の強い痒みと、身体の各所に赤い発疹が出ます。
疥癬(かいせん)
ヒゼンダニ(疥癬虫(かいせんちゅう)
と呼ばれるダニによる感染症で
肌と肌が直に触れることで感染します。
腋周辺や腹部、陰部などにブツブツができ、
特に夜に痒みが増強します。
体部白癬(たいぶはくせん)/ゼニたむし
手足や股部を除いた箇所の皮膚が、
カビの一種である白癬菌(はくせんきん)に感染して起こります。
- 足白癬の影響
- 不潔
- 多汗
- 肥満
- 寝たきり
なども関係しています。
症状として、
- 紅班(こうはん・赤いブツブツ)
- 丘疹(きゅうしん・皮膚の盛り上がり)
- 水疱(すいほう・中に水をもった湿疹)
が見られます。
アトピー性皮膚炎
大人の場合は、
日常生活で受ける刺激(肌の乾燥、汗や衣服との摩擦など)や
ダニやほこり、花粉などに対するアレルギーなどが
原因のことが多いです。
全身の乾燥に加えて、
四肢や背部、首、胸に、鳥肌のような丘疹が硬くなって
ざらざらになり、慢性化すると厚くなります。
顔には赤班が見られ、時にじくじくと湿るなど、
特に上半身に症状が現れ、いずれも強い痒みを伴います。
接触皮膚炎
皮膚に接触した物質からの刺激と、
アレルギーによるものがあります。
弱い刺激は、触れた部分だけ角質が剥がれ、
そこに強い刺激が加わると、痒みを伴った
- 発赤
- 丘疹
- 水疱
などが現れます。
アレルギー性は、アレルギーに触れて12時間前後から
局所の痒みに始まり、
- 丘疹
- 紅班
- 水疱
などが現れたあと、次第に落ち着きます。
慢性的に繰り返すと、次第に厚い紅班になり、
掻き傷やかさぶたが見られるようになります。
貨幣状皮膚炎
強い痒みを伴う10円硬貨程の湿疹がいくつもできます。
主な原因は皮膚の乾燥ですが、
- 金属アレルギー
- 扁桃腺炎
- 歯周病
などの細菌感染が、原因になることもあります。
乾皮症、皮脂減少性皮膚炎
皮脂の減少による乾皮症と、皮脂減少性皮膚炎は
皮膚炎に痒みが加わった状態です。
下肢を始めとした皮膚が乾燥して、
粉を吹いたようになり、やがて
- 丘疹
- 掻き傷
などの皮膚炎が生じます。
水疱性類天疱瘡(すいほうせいるいてんぽうそう)
痒みを伴う紅班と、その中に大きな水疱が出てくる、
お年寄りに多い病気。
体内のグロブリンというたんぱく質の一部が
本来戦うべきウイルスや、
ばい菌じゃない、自分の皮膚と闘うために起こります。
扁平苔癬(へんぺいたいせん)
四肢の関節や、陰部に痒みを伴った紫紅色で、
平らに盛り上がった湿疹ができます。
原因は不明なのですが、
「ある種のリンパ球が皮膚の細胞を攻撃しているのでは?」
と考えられています。
薬物性肝障害
病気を治すために飲んだ薬の副作用。
通常は肝臓で代謝(解毒)されて、
胆道あるいは腎臓から排出されますが、
肝臓の代謝能力を上回る量の薬物を服用した場合や、
肝臓で代謝された後に自分の体内にない異物と認識されて
アレルギー反応を起こす場合があります。
初期症状としては、
- 発熱
- 発疹
- 発赤
- 痒み
- 黄疸
などがあります。
ウイルス性肝炎でも、同じような症状を認める場合があり、
非常に見分けが難しいです。
日常生活でできる湿疹対策
ストレスを持たないことは、
簡単にできることではないですよね。
ですので、ストレスと上手く付き合っていく方法を
考えてみましょう。
まずは食事ですが、
抗酸化作用が高いといわれるポリフェノール
(緑茶、ブルーベリー、マンゴー等)
や、
ビタミンE(アーモンドやほうれん草など)
を積極的に摂りいれた、バランスの良い食事を心がけましょう。
そして、身体の回復させるために、
質の良い睡眠をとるようにしましょう。
- 寝る前の2時間前には食事を終わらせる
- 難しい場合は30分前までに消化に良い物を摂る
- 寝る前に画面を見る時間を減らす
- 良い眠りに着くために毎朝運動をする
など、規則正しい生活習慣が大切ですね。
良い睡眠にも繋がると思いますが、
ゆっくりとぬるめのお湯(40℃くらい)に、
- 10~15分くらいゆっくりつかる
- 背筋を伸ばして深呼吸をする
という事をすると、気持ちも良いですよ。
ちなみに深呼吸では、
最初に息を吐ききらないと、新しい空気は行き渡りません。
他には、
- 好きな音楽を聴いてリラックスする
- 絵を描く
- ドライブや旅行に行く
など、自分なりのリラックス法を探してみましょうね。
・・・追記・・・
アトピーやアレルギー性皮膚炎の方は、
今まで色々な対策をしてきたと思います。
私自身も、生まれた時から重度のアトピーで、
悩んできました。
中学生の頃なんかは、
「お化け」という綽名を付けられる事もありました。
高校生の頃は、病院から学校に通っていました。
それでもやっぱり、なかなか治りません。
ステロイドなどの薬は、もうほとんど効果が無い状態。
ただ最近、逆に薬じゃなく、
日々の生活習慣を改善するだけでも、
少しずつですけど、マシになってきている事を
実感しています。
そして、そのマシになってきた一つの方法が、
市販の感想クリームを使うこと。
私の場合、意外とこれが効果が高くって、
少しずつ良くなってきています。
その、私が試している市販のクリームが
→これ です。
クリームとは言っても、
あまりべチャットしないで軟膏のような感じ。
私の場合は、保湿の為とは言っても、
あまりにたくさんの水分があると、
掻きムシってしまう肌質です。
ですのでこの軟膏タイプは、
正直、かなり楽ですね。
少し難を言えば、外出する時に付けていると、
ちょっとテカってしまって目立つくらいでしょうか。
あとは首の後ろに付けていると、
衿に付いてしまって、ちょっと目立ってしまうところ。
今のところ、デメリットと言えばそのくらいかなー。
もしあなたも、乾燥肌やアトピーで悩んでいるなら、
一度試してみて下さい。
『みんなにあう』と断言まではできませんけど、
私くらい重いアトピーの人でも使いやすいですよ。
一応、商品の写真を載せておきますね。
私の場合はもしかしたら、
このソープも効果が高いのかもしれません。
使った後の乾燥が楽になったのを感じますし、
だからと言って、水分が多過ぎる肌って事も無い事が、
痒みを抑えてくれてるんだと思います。
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