ほくろが硬くなることってありえる?
全然、気にしていなかったほくろが
硬くなってしまった。
次第にかさぶたのように、
ポロッと取れてしまったりすれば驚きますよね?
「そんなことある?」
と思う方もいるでしょうが、極まれにあるのです。
ほくろは色や形によって
何らかのサインを出していることもあります。
ほくろの異常に気づくことは、とっても大事です。
- ほくろがかゆい
- ほくろの色が変
- かさぶたになっている
等・・・
気になる症状の方は、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ほくろって何?掻くと危険な理由とは?
ほくろが「ある人」と「ない人」と、
分かれますよね?
ほくろが顔にたくさんある人もいれば、
1~2個の人もいます。
その差っていったい何?
そもそも、ほくろって何と思いませんか?
ほくろは「色素性母斑」
または「母斑細胞母斑」と呼ばれるものです。
母斑細胞というメラニン色素を持つ細胞が
増殖することによってできる、
良性の皮膚病変と言います。
「え!?皮膚病だったの?」
と一瞬不安に思ってしまいますよね!
でも心配ありませんよ^^
ほくろのほとんどは、
医学的に何の問題もありません。
ですが、ほくろだと思っていても、
悪性黒色腫と言われるものもあります。
悪性黒色腫とは、皮膚癌の一種です。
メラニン色素を含む細胞メラノサイトが
悪性化して腫瘍(メラノーマ)になります。
怖いことを言ってしまえば、
メラノーマが出来ると悪性度も高く進行も早い・・・
ほくろとメラノーマの違いを見抜く注意点は、
- ほくろのサイズ、大きくなってきた
- ほくろの形がギザギザっぽくなってきた
- ほくろの色が急に濃くなってきた
- ほくろが硬くなっている
- 普段ほくろがないところにできた(足裏や爪など)
やっちゃった…ほくろがかさぶたになってしまったら?
通常のほくろでは、
かさぶたになることは、あまりありえません。
が、かさぶたのようなほくろは、
細胞癌の可能性もあります。
細胞癌とは、
身体の一番外側にできる表皮細胞の癌。
皮膚が盛り上がって、しこりのようになります。
ほくろとは異なり、
痛みやかゆみを感じることがあるのです。
刺激に弱いこともあり、
表面がジュクジュクしたり、
かさぶた化することがあります。
初期段階では、通常のほくろと同じで
痛みもかゆみもありません。
その為、細胞が分裂して増殖し、
かさぶたのようなほくろに変化するのです。
進行すると、内臓へ転移してしまいます!
とは言えど、
「絶対に細胞癌ですよ!」
とも言い切れません!
単純にほくろ周辺に傷ができ、
化膿して、かさぶたになるケースもあります。
触ったり、悩んだりせずに
皮膚科に相談に行きましょう。
まとめ
考えれば考えるほど、
怖くて不安になってしまいますよね。
ほくろに異常があれば、単純に癌と思いがちですが
そんなこともありません!
逆を考えれば、
皮膚癌や細胞癌は目に見ることができます。
変化にもイチ早く気づくことができるのです。
早期発見をすることで、
ほくろ切除という結果で終わることができます。
素人考えで「癌」と勝手に思い込むことは
絶対にダメですよ!
心配なときは一日も早く皮膚科に行き、
スッキリ安心しましょう。
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