喪服と平服は違う!法事の時の注意点!男性の服装は?

お通夜やお葬式

法事の案内状に、

「平服でお越しください」

と書かれていた場合。

 

「喪服のほうが準備しやすいのになぁ~。。。」

 

と思うのは、私だけではないはずです。

 

 

法事の場合の平服って、

どんな服を指しているのでしょうか??

 

 

前回の記事は、女性の平服についてのお話でした。

 

今回は男性編です!

 

 

 

男性の平服とは?

 

 

平服で辞書を引くと、

 

「式服・礼服に対して、ふだん着る服。

また、その身なり。普段着。」

 

となっていました。

 

 

仕事ではスーツですけど、普段はGパンにTシャツです。

 

という人も、たくさんいるでしょう。

 

 

一般的に、格式の高い式や会合などに参加する場合は、

礼服を着用することが多い。

 

 

ですが、ここで言う平服とは、

 

「礼服ほど正装する必要はありませんが、

その場にふさわしい服装で来てください」

 

という意味です。

 

 

喪服と平服の違い

 


 

葬儀や法事では、

「略礼装(略礼服)/略式喪服」

と呼ばれる、ブラックスーツを着用することが多いです。

 

 

白無地のワイシャツにネクタイ。

 

靴下は黒無地、黒い靴にします。

 

 

ちなみに和式の場合は、色無地の三つ紋か?

一つ紋付の羽織と対の長着になります。

 

 

男性のブラックスーツは、ネクタイや小物を変えるだけで

慶事と弔事どちらでも使える礼服になっています。

 

 

三回忌を過ぎると、

次第に親族、遺族だけで法要が行われるようになります。

 

 

案内状にも、

「平服でお越しください」

という言葉が見られるようになります。

 

 

「平服で」 と言われた場合は、

黒、グレー、濃紺などのダークスーツに、白のワイシャツ。

 

ネクタイの色は、黒に近い紺やグレーなど、

黒以外の色を付けられる方もいると思うのですが、

周りのかたに合わせて、用意された方が良いのでは?と思います。

 

 

靴や靴下は、黒が無難。

 

黒なら礼服でもいいのでは?と思いますが、

礼服の黒には、黒の染料をよく染み込ませ、

深い黒にするスーパーブラックという加工が施されています。

 

ビジネス用の黒スーツの色とは、同じ黒でも濃さが違います。

 

 

昼間はなお一層、違いがよく分かってしまうので、

ビジネススーツを礼服にする事は、避けたほうが良いでしょう。

 

 

その他の服装マナーとは!

 


喪服用の革靴
 

「平服」と書かれていても、

場をわきまえた服装に合わせて、持ち物も準備したいところです。

 

小物の色は、黒一色で統一した方が良いでしょう。

 

 

靴は、内羽根で、つま先に横に一線入った

ストレートチップの革靴か、

線が入っていないプレーントゥにしましょう。

 

靴の素材は、色々な意見がありますが、

エナメルなど、光る素材でなければ問題ありません。

 

 

鞄に関してですが、男性の場合は、

御香典が包まれたふくさや数珠、財布、携帯など、

服に付いてる内ポケットだけでも収まります。

 

もし持つとしたら、クラッチバッグなどのセカンドバッグ。

 

 

金の時計や金色のネックレス、

大きく目立つ金色のベルトのバックルなど、

光るものは相応しくありません。

 

 

また、爬虫類系の革で出来たベルトは、

避けた方が良いでしょう。

 

 

冬に羽織るものとしての革ジャンは、

殺生を思わせますので避けてください。

 

 

また、コートを着用して行った場合には、

会場の入口、自宅で行われる場合は、

玄関に入る前に脱いでください。

 

 

寒さ対策は、下着やカイロで補ってください。

 

 

先ほど少し出た御香典を包むふくさの色は、

外が紫色で、中が白だと、冠婚葬祭で使えます。

 

 

仏式では、数珠も用意されたほうが良いですが、

数珠は大きく分けて、宗派別の本式数珠か、

宗派を問わない略式の数珠があります。

 

いずれは宗派に合わせた数珠が良いと思いますが、

最初は略式の数珠を持たれる方が多いですね。

 

 

仏式の持ち物を紹介させて頂きましたが、

宗教によって持ち物も異なると思います。

 

その点は、ご了承ください。

 

 

まとめ

 


喪服の男性
 

平服には、

「この色で、この素材で、」

といったような、明確な決まりはありません。

 

 

そしてもしかしたら、地域や宗派によっては、

今回お話したこと以外にも、

決まりごとがあるかもしれません。

 

 

もし迷った場合には、他に参列する親戚の方や、

おじいちゃん、おばあちゃんなど、ご年配の方に、

事前に確認されることをお勧めします。

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